外壁塗装を始める前に知っておきたい塗料の種類

投稿日:2025年5月31日

外壁塗装をご検討する際に悩むことが多いのが「どんな塗料を選ぶか」ではないでしょうか。

塗料一つで効果や耐久性、価格などが変わってきます。

 

そう何度もやり直せる工事ではありませんので、塗料選びで後悔したくないですよね。

そこで本記事では、外壁塗装を始める前に知っておいてほしい塗料の種類についてお話しさせていただきます。

 

ぜひ最後までご覧になってこれからの塗装工事にお役立ててください!

 

外壁塗装で使う塗料とはどんな塗料?

外壁塗装を始める前に知っておきたい塗料の種類

 

塗料と一つ言っても数え切れないくらいの種類があります。

もちろん外壁塗装では専用の塗料を使用することになります。

 

外壁塗装(屋根塗装も同様に)で使用する塗料は「樹脂塗料」というものです。

樹脂塗料は名前にあるとおり、樹脂を主材とする塗料でして、「樹脂+添加剤+顔料+溶媒(希釈剤)」の構成されています。

ちなみに窯業系サイディングによく使われる無色透明のクリヤ塗料は顔料を除いた構成になっています。

 

樹脂塗料にもウレタンやシリコン、フッ素などの種類があります。

次の項では各樹脂塗料の種類や特徴についてお伝えします。

 

塗料の種類と特徴

樹脂塗料は主材の樹脂に種類があり、それぞれ耐用年数や特徴が異なります。

ポイントとなるのが耐用年数=次の塗り替え時期ということです。

 

どうしても価格を気にされてしまうかもしれませんが、耐用年数と価格のバランスが見合わないとトータルコスト(将来的にかかる塗装費用)がかえって高くなってしまうためご注意ください。

 

塗料の種類 耐用年数 特徴
アクリル塗料 5〜7年 安価で発色が良く、扱いやすい反面、紫外線に弱いため、外よりも内装向けの塗料。
ウレタン塗料 7〜10年 柔軟性に優れ、様々な素材に適応。価格と性能のバランスではシリコン塗料が主流になり、使われる頻度が少なくなりました。
シリコン塗料 10〜15年 性能と価格のバランスがよく、コストパフォーマンスに優れています。主流の塗料なため、製品も数多く揃っています。
フッ素塗料 15年〜 汚れが付きにくく、耐用年数も長い特徴があります。価格が高い傾向でしたが、近年では住宅用も普及しつつあり、手の届きやすい価格になり、採用されることも多くなりました。
無機塗料 15〜25年 厳密には有機塗料に無機成分を混ぜ合わせ、耐久性を高めた塗料です。緻密な樹脂結合により、強靭な塗膜を形成し、長く建物を守ります。
ラジカル制御型塗料 13〜16年 ラジカル(劣化因子)の発生を抑制する特殊白色顔料を配合した機能塗料。アクリル樹脂やシリコン樹脂など種類があります。

 

塗料は上記以外にも「光触媒塗料」や「遮熱塗料」「ピュアアクリル塗料」などがあります。

 

塗料についてはこちらのページでご紹介しておりますので、よければこちらもご一緒にご覧ください。

 

塗料について

 

遮熱塗料は本当にいいの?メリット・デメリットや塗料の選び方

 

外壁塗装・屋根塗装を始める前に押さえておきたい!フッ素塗料の特徴とメリット・デメリット

 

【外壁塗装 塗料の選び方】光触媒塗料とは?メリット・デメリット

 

汚れにくさを重視するなら「親水性塗料」で外壁塗装するのがおすすめ!

 

無機塗料とは?他の塗料との違いなど知っておきたい無機塗料の基礎知識

 

外壁塗装をご検討中の方!サイディングはクリア塗装がおすすめ

 

油性塗料と水性塗料

外壁塗装を始める前に知っておきたい塗料の種類

 

塗料の種類でもう一つ押さえていただきたいのが「油性塗料」と「水性塗料」があることです。

塗料は樹脂でできていますが、樹脂のままだと固くて塗料として扱えません。

塗料として使うには希釈剤を混ぜて液体状にする必要があります。

 

そして「なにで希釈するか」で油性塗料と水性塗料が分かれます。

 

・油性塗料:シンナーなどの溶剤で希釈する

・水性塗料:水で希釈する

 

油性塗料と水性塗料については上記のようになっています。

どっちみち塗料として使えるからどれでもいいと思われるかもしれませんが、お施主様にもとても関わってくることですので、よく考えて選ぶことが大切です。

 

油性塗料は溶剤を使用しているため、臭いがきつくて体への負担があることがデメリットにあります。

油性塗料は刺激臭を放つためご近所にも配慮が必要です。

 

水性塗料は水を使用していることからVOC(揮発性有機化合物)の排出が少なく、環境や体への負担に配慮されています。

赤ちゃんや小さなお子様がいるご家庭でも安心して使えるのは水性塗料です。

 

油性塗料のデメリットを先に挙げましたが、耐久性の観点から見ると水性塗料よりも優れています

とくに屋根のような耐久性が求められる場所には油性塗料のほうが適しています。

 

艶ありと艶消し

外壁塗装を始める前に知っておきたい塗料の種類

 

塗料はやっぱり見た目も大事ですよね。

豊富なカラーが揃っているのは当然のこととして、艶(光沢)も種類があります。

 

【塗料の艶の種類】

・艶あり

・7分艶

・5分艶

・3分艶

・艶消し(艶なし)

 

艶の程度でも外観の雰囲気はまったく違って見えます。

艶に関しては、汚れにくさや耐用年数にも実は関わっており、耐久性や汚れにくさを重視するなら艶ありがおすすめです。

 

外壁塗料の艶についてはこちらの「外壁塗料のツヤありとツヤなしはどちらを選べばいい?」で詳しく解説しております。

 

塗料を選ぶポイント
塗料のお悩みなら西武建装におまかせください‼︎

外壁塗装を始める前に知っておきたい塗料の種類

ここまで塗料の種類についてお伝えしてきました。

塗料は各メーカーがたくさんの種類を販売しております。

数が多すぎてどれを選んだらいいか迷うかと思いますが、塗料の選び方にはポイントがあります。

 

【塗料を選ぶポイント】

・予算を決める

・耐用年数を決める

・欲しい機能を決める

 

この3のポイントを決めておけば、数えきれないくらいある塗料をある程度は絞ることができます。

 

迷うことの多い塗料選びですが、西武建装では現地調査を実施し、建物の状況や環境、素材、お客様のご要望などを考慮して最適な塗料をご提案させていただきます。

どんな塗料を選べばいいか悩んでいると困っている方は、ぜひ当店にご相談ください!

 

建物診断や見積もりは無料で行っております。

詳しくはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

“mu”

 

東大和市、小平市、西東京市、立川市、国分寺市、東村山市、武蔵村山市、東久留米市、多摩地区全域、東京23区全域、他で、塗装工事、屋根工事のことなら、西武建装へお気軽にご相談ください。

 

東大和市の外壁塗装・屋根塗装専門店【株式会社西武建装-塗り猿-】


東大和市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社西武建装
https://sebuken.com/
住所:東京都東大和市向原6-1164-3-107

お問い合わせ窓口:0120-220-134
(9:00~18:00 日曜定休)

対応エリア:東大和市、東村山市、武蔵村山市、他

★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!

施工実績  https://sebuken.com/case/
お客様の声 https://sebuken.com/voice/

★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?

➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!

外壁屋根無料診断 https://sebuken.com/inspection/

★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの?  どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?

➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://sebuken.com/contact/


スタッフ教育、職人育成にも
力を入れています!

職人教育にも力を入れています!

保有資格一覧

  • 一級塗装技能士
  • 二級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 労働安全衛生法による技能
  • 足場の組立作業責任者
  • ゴンドラ特別教育終了
  • SK化研認定業者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数