30年耐久のガルバリウム屋根

投稿日:2019年3月15日  更新日:2025年2月26日

ガルバリウム鋼板とは?

建築で使われる金属素材は鋼鉄からトタン(亜鉛メッキ鋼板)、ステンレス、アルミ、銅などいろいろあります。とくに住宅で普及している金属素材がガルバリウム鋼板です。
 
ガルバリウム鋼板は「ガルバ」「GL鋼板」などの略称があり、昔から使われているトタンよりも錆びにくくて耐久性の高さに定評があります。
 
トタンと同じメッキ鋼板ですが、ガルバリウム鋼板のメッキはアルミ55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%で構成されています。
 
「ガルバリウム鋼板はメンテナンスをしなくてもいい」という勧められ方を見受けられますが、やや誇張された宣伝ではあります。こちらではガルバリウム鋼板の特徴についてご紹介いたします。

ガルバリウム鋼板のメリット

ガルバリウム鋼板はこのようなメリットがあります。
 
【① 錆に強い】
ガルバリウム鋼板は錆びにくい特徴があります。昔からあるトタンと比べると耐久性が非常に優れており、25年もメーカー保証が付いている製品もあります。
 
【② 軽量で耐震性に優れている】
ガルバリウム鋼板など金属系屋根は非常に軽量で、耐震性の向上を図れます。一般的に普及しているスレートは20kg/㎡、アスファルトシングルは10kg/㎡、日本瓦だと50kg/㎡ですが、ガルバリウム鋼板は5kg/㎡と屋根材の中でも突出して軽さを誇ります。屋根が軽くなると重心が下がり、地震の揺れを軽減できます。
 
【断熱性や遮音性に優れる】
金属は熱伝導率が高いから熱に弱いイメージを持つと思います。確かに金属は熱を溜め込みやすいですが、製品化されたガルバリウム鋼板の外装材は断熱材と一体化することにより、弱点を克服しています。
 
屋根材に至ってはスレートよりも高い断熱性を実現しています。また、断熱性が向上すると遮音性も高くなります。金属だと雨音が気になるかもしれませんが、お部屋まで音が響く心配はありません。

ガルバリウム鋼板の欠点

ガルバリウム鋼板をご検討する際はデメリットのところも押さえておきましょう。とくによく耳にする「ガルバリウム鋼板はメンテナンスをしなくても大丈夫」という宣伝にはご注意ください
 
ガルバリウム鋼板は確かにメリットが多く、基本的に塗装しなくても大丈夫な素材です。しかし、メンテナンスフリーというわけではありません。年数の経過で擦り傷をつけますし、衝撃に弱いため打痕をつくる事があります。
 
錆びにくいのはメッキ層のところでして、メッキが剥がれれば鋼板が露出するため、そこから錆を発生させます。塗装不要が前提にありますが、メッキ層が傷ついている場合は、必要に応じてタッチアップや全体の塗装をご検討していただくこともあります。
 
このようなデメリットのところも踏まえて、ガルバリウム鋼板をご検討ください。

ガルバリウム鋼板のメンテナンス

ガルバリウム鋼板は30年耐久するとされていますが、メンテナンスフリーではありません。とくに屋根は風雨などにさらされる環境なため、5〜10年ごとの定期点検の実施がメーカーから推奨されています。
 
砂埃など汚れが長期的に付着することで白サビやシミなどが発生する例が報告されています。美観を保つためにも定期的に水洗いなどのクリーニングもメーカーから勧められています。
 
傷や打痕など鋼板を露出するような欠損は錆を発生させる原因になります。基本的に塗装不要ではありますが、錆を防ぐためにタッチアップや全体の塗装を必要に応じてご検討ください。

「葺き替え」と「カバー工法の違い」

20年以降は屋根内部のルーフィングや野地板などの劣化が気になる時期に入ります。屋根そのものを修繕する方法は「葺き替え」と「カバー工法」があり、よく比較されます。
 
「葺き替え」と「カバー工法」の違いはこちらのようになっています。
 
【葺き替え】
既存屋根を剥がしてから屋根を新しく葺く工法。
解体工事や野地板の増し張りがあります。
 
【カバー工法】
干渉する部材など最低限の解体だけで済み、既存屋根を下地に新しく屋根を葺く工法。
葺き替えよりも解体や廃材、施工にかかる費用を抑えられますが、屋根が二重になるため耐震性の低下などのデメリットがあります。
 
「葺き替え」と「カバー工法の比較についてはこちらの「屋根塗装と葺き替え、カバー工法のどれで工事をした方がいい?」で解説しております。

おすすめのガルバリウム屋根は、自然石粒仕上げ屋根材

「ガルバリウム鋼板も必要に応じてメンテナンスが必要」ということを押さえていただければ、とてもおすすめできる外装材です。ガルバリウム鋼板はスレートのように頻繁に塗装しなくても大丈夫なので、メンテナンスの手間や回数を大幅に軽減できます。
 
当店でおすすめしているジンカリウム鋼板は自然石で仕上げられており、耐久性とともに色彩豊かなグラデーションが屋根を演出してくれます。ジンカリウム鋼板はガルバリウム鋼板とほとんど同じ構成のメッキ鋼板です。ガルバリウム鋼板に合わせてジンカリウム鋼板もぜひご検討してみてください!
 
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