東京都国立市 外壁クラック補修 施工前〜Uカット
投稿日:2021年11月7日
東京都国立市の現場にて外壁のクラック補修を行いました。
本日の現場レポートは外壁の施工前の状態とクラック部分のUカットの作業をご紹介していきます。
【施工前 外壁のクラック】
外壁にはクラックが複数箇所出ていました。
モルタル外壁は年数が経過するとクラックがはいってしまうことがあります。
クラックには構造クラックとヘアークラックがあり、損傷の程度で補修方法が異なります。
構造クラックだとヒビの幅や深さがヘアークラックよりも大きくなるため、クラック部分をグラインダーでUカットしてからシーリングや樹脂モルタルで補修しなければいけません。
構造クラックは耐震性にも影響してきますから、もしこのような症状がありましたらそのままにせず早めに修理することをお勧めします。
また、ヘアークラックと構造クラックはどちらも水が壁内に入ってしまうため、雨漏りや柱などの構造体の腐食を起こしてしまう恐れがあります。
木材が水に濡れてしまうとシロアリを寄せ付ける原因にもなりますのでご注意ください。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【外壁クラック補修 Uカット】
構造クラックは深くまでヒビが入ってしまっているため表面だけ補修しても意味がありません。
ヒビの入っているところから補修をする必要がありますので、グラインダーを使ってクラック部分をカットしていきます。
クラックの危険度はヒビの程度や入り方で変わります。
一般的に構造クラックは幅0.3mm以上、深さ5mm以上です。
専用の道具を使ってクラックの程度を判断していきますので、なかなか一般の方が目視だけで見極めるのは難しいかと思います。
もし、外壁にクラックがありましたら、まずは専門業者に相談して状態を見てもらうことをお勧めします。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、お家のことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
クラック部分のUカットが完了です。
このままだと痛々しく見えてしまいますが、この後はモルタルを充填していきカットしたところ埋めていきます。
補修した跡が目立ってしまうのでは?と不安を感じてしまうかも知れませんが、クラックのところはモルタルを塗って平らに仕上げ、その後に塗装をするためほとんど跡が目立たなくなりますのでご安心ください。
それでは本日の現場レポートはここまでになります。
次回も塗装現場の作業をご紹介していきますので楽しみにしていてください。
メンテナンス工事が初めての方はこちらの「住宅工事が初めての方へ」もご一緒にご覧ください。
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