モルタル外壁は塗装の剥がれに注意!塗装する理由と塗装が剥がれた外壁の修理方法
投稿日:2022年9月20日
目次
モルタル外壁は住宅によく採用される外壁材です。最近ではサイディングの住宅が多くなりましたが、モルタル外壁のお住まいもまだまだ塗装させていただくことが多いです。
モルタルはセメントと砂、水を混ぜた外壁材です。
モルタルに似た素材でコンクリートがありますが、こちらはセメントと細骨材(砂)、粗骨材(砂利)、水を混ぜたもので、粗骨材が入っていることでモルタルよりも強度があります。
今回はモルタル外壁のメンテナンスについてお伝えしたいと思います。モルタル外壁は塗装で保護されています。塗装が劣化してしまうといろいろ不具合を起こしてしまいますのでご注意ください!
【モルタル外壁は塗装の剥がれに注意!!】
モルタル外壁は意匠性に優れ、質感も良いことから現在の住宅にもよく採用される外壁材です。塗り壁ですので、サイディングと違って部分的に補修ができ、メンテナンス性にも優れています。
しかし、硬い外壁材のため、建物の揺れによる衝撃や水を吸ってしまうなど、年数の経過でクラック(ひび割れ)などの劣化症状が次第に現れてきます。
モルタルは水を吸う性質があるため、塗装をしておかないと防水性を保つことができません。塗装が劣化していると水を吸ってしまい下地から剥がれてしまいます。塗装が剥がれれば下地が露出するため、さらに水を吸い続けると外壁は脆くなってきてしまいます。
塗装が剥がれてしまうと外壁の模様が壊れ、下地も傷んでしまいます。損傷したモルタル外壁を塗装するときは、下地調整や新しく模様をつける必要があり、メンテナンスコストも上がってしまいます。そのためモルタル外壁は塗装が劣化する前に塗り替えをしておくことが重要なのです。
【モルタル外壁の塗装をする理由】
モルタル外壁を定期的に塗装した方がいい理由は以下の3つがあります。
・下地が傷んでしまうから
・まわりの塗装も剥がれてしまうから
・工事の手間が増えてコストが上がるから
塗装はただ塗料を塗るだけのように見えますが、下地処理などいろいろ塗装前にやっておかなければならない工程があります。塗装が剥がれれば外壁の模様も損なわれてしまっているため、違和感なく仕上げるためには新しく模様をつける必要があり、工程も増えてしまいます。工程が増えればその分の工事代が高くなりますから、被害を大きくなる前に塗装しておくことです。
塗装が劣化すると以下の症状があります。
・チョーキング
・塗装の色あせ
・塗装の剥がれ
・汚れや苔の付着
劣化症状の詳しいことはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
長くお住まいを維持するためには適切なタイミングで塗装することです。
塗装のタイミングは10年周期、もしくは劣化症状を見て判断しましょう。
「塗装が必要か気になっている」
「少しでも症状に疑わしいことがある」
「年数が経過している」
など塗装が必要な要因が一つでもあれば、一度専門業者に建物の状態を見てもらうことをおすすめします!
【モルタル外壁の塗装が剥がれてしまったときの修理方法】
モルタル外壁はモルタル下地の上に塗装を施して仕上げています。モルタルはもともと水を吸う性質があり、防水性を失った状態だと下地が水分を含んだ状態になりますから、下地に密着している塗装にも影響してきます。
そのままの状態にしておくと、いずれ塗装が剥がれてきてしまいます。
塗装が剥がれた外壁を再塗装する場合は、すでに外壁の模様が壊れてしまっているため、もう一度外壁の模様を作り直す必要があります。
ただし、外壁全体の模様を作り直すわけではありませんからご安心ください。模様が壊れてしまっている部分のみ模様を付けていきます。このときにもともとの模様に合わせて作りますので、職人の腕が試されます。技術がないと模様に違いがでて、見栄えを落としてしまいますので、高い技術があり、信頼できる業者にご依頼ください。
新しく模様を作っていく場合は、以下の流れで工事を行います。
1:脆弱した塗装を剥離する
2:モルタルや下地調整剤などで下地調整をする
3:シーラーやプライマー、フィラーなどで下塗りをする
4:新しく模様をつける
5:下塗りから上塗りまでして塗装を仕上げる
6:完成
通常の塗装は下地処理→下塗り→中塗り→上塗りの工程で進み、工程数も少ないです。前述しましたが、工程数も増えればコストも上がりますので、できるだけ被害が広がる前に塗装しておくことが望ましいです。
【モルタル外壁の模様の種類】
新しく模様をつける場合は、もともとの外壁模様に合わせて作ります。モルタル外壁の模様はいろいろ種類があります。各模様で施工方法も異なります。模様は以下の種類があります。
リシン:骨材を混ぜて吹き付ける細かい凹凸模様が特徴
スタッコ:凹凸がリシンよりも大きく重厚感のあるデザイン
吹き付けタイル:粘土のある素材を吹き付けてからローラーやコテなどを使って表面を仕上げる方法
ローラー塗り:凹凸が大きいマスチックローラー仕上げと、きめ細かい質感が特徴のゆず肌がある
【クラックは早めに修理しましょう!】
モルタル外壁はクラックも入りやすい外壁材です。クラックには「構造クラック」と「ヘアークラック」があります。構造クラックは耐震性に関わる損傷のため早めに修理してください。また、ヘアークラックは軽微な損傷ですが、そのままにしておくといずれ構造クラックに発展してしまいます。クラックが軽微なうちはプライマーなどで簡単に補修ができますので、被害が広がるのを防ぐために早めにメンテナンスをおすすめします。
クラックについては「外壁のひび割れは大丈夫?クラックの原因と影響、補修方法を知ろう!」で詳しく解説しております。
お住まいのメンテナンスなら西武建装におまかせください!
建物は太陽光や風雨などで経年劣化してきます。適切なタイミングでメンテナンスをしておかないと建物の寿命を縮めてしまう恐れがありますから、日頃から建物の状態を見ておくことが大切です。
しかし、外壁を見ても塗装が必要なのか的確に判断するのは中々難しいかと思います。目視では確認できない場所もありますから、早期に劣化を発見できるように専門業者が実施する建物診断がおすすめです。
西武建装は無料で建物診断を実施しておりますので、お住まいのメンテナンスのことでお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください!
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
西武建装は秋の大感謝キャンペーンを実施中です!
お得な特典もご用意しておりますので、この機会にぜひご検討ください!
詳しくはこちらの「今がチャンス!秋の大感謝キャンペーン開催!」をご覧ください。
“mu”
東大和市、小平市、西東京市、立川市、国分寺市、東村山市、武蔵村山市、東久留米市、多摩地区全域、東京23区全域、他で、塗装工事、屋根工事のことなら、西武建装へお気軽にご相談ください。
東大和市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社西武建装
https://sebuken.com/
住所:東京都東大和市向原6-1164-3-107
お問い合わせ窓口:0120-220-134
(9:00~18:00 日曜定休)
対応エリア:東大和市、東村山市、武蔵村山市、他
★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!
施工実績 https://sebuken.com/case/
お客様の声 https://sebuken.com/voice/
★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?
➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!
外壁屋根無料診断 https://sebuken.com/inspection/
★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの? どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?
➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://sebuken.com/contact/