汚れにくさを重視するなら「親水性塗料」で外壁塗装するのがおすすめ!
投稿日:2023年8月14日
外壁塗装をするときに気になるのが塗料の性能。
どんな塗料があるか調べてみると「親水性」という言葉を見つけたことはありませんか?
外壁塗装に使用する塗料は、汚れのつきにくさや紫外線などの自然による劣化の保護など様々な性能があります。
「親水性」もその一つです。
親水性塗料は外壁に汚れがつきにくくなる性能を持っています。
塗料では一般的な性能ですので、ぜひどんな性能なのか押さえておきましょう!
【外壁塗料が持つ「親水性」とはどんな機能?】
外壁塗装で使用する塗料の中には「親水性」を備えているものがあります。
いったいこの「親水性」とはどんな機能でしょうか?
建物の汚れが気になっている方や今度塗装するときは汚れに強い塗料で塗装したいとご希望されている方は、ぜひこの「親水性」に着目してください。
「親水性」とは水に馴染みやすい性質のことです。
親水性を持つ塗料は、外壁に付着した雨水は水滴になるのではなく、薄く広がって流れ落ちていきます。
ここが撥水性とは違うメカニズムなのです。
撥水性は水を弾く性質ですね。
外壁に水が付着すると水を弾いて水滴となって流れ落ちていきます。
「親水性」と「撥水性」の大きな違いは、外壁についた水の流れ方が違うのです。
【親水性塗料の効果】
それでは「親水性」を持つ塗料はどんな効果があるのかをご説明していきます。
親水性を持つ塗料は、撥水性とは違って水に馴染みやすいため、汚れがついてもその汚れの下に水が入り込み、雨水と一緒に洗い流してくれる効果があります。
この機能をセルフクリーニングと呼んでいます。
汚れのつきにくさを表す低汚染性を謳う塗料は、だいたい親水性の塗膜を持ち、セルフクリーニング機能を持ちます。
汚れは建物の美観性を落とすだけでなく、劣化を早める原因にもなります。
新水性塗料なら汚れがつきにくくなりますので、長期的に美観性を保持し、劣化が早まることも防ぐことができます。
【親水性機能を持つ塗料の耐用年数】
親水性の機能を持つ塗料といっても様々な種類があります。
塗料は配合される樹脂の種類があり、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがあり、それぞれに親水性を持ちます。
ですから、シリコン塗料だから親水性機能があるというわけではありません。
そして、塗料はその樹脂の種類で耐用年数が変わります。
こちらが各塗料の耐用年数です。
【塗料の耐用年数】
・アクリル塗料:約5〜7年
・ウレタン塗料:約7〜10年
・シリコン塗料:約10〜15年
・フッ素塗料:約15年〜
塗料の詳しいことはこちらの「塗料について」をご覧ください。
このように親水性を持つ塗料だからといって、耐用年数は一律というわけではありません。
塗料の種類で耐用年数だけでなく、価格も変わってきますので、ご予算に合った塗料をお選びください。
親水性機能は永続的な機能ではないということも注意しておきましょう。
塗膜が劣化すれば親水性機能も低下してきます。
塗装したてのころは、汚れひとつなくきれいですが、年数が経過して劣化が進めば汚れがつきやすくなってきます。
「汚れが目立ってきたな」と感じたら、それは塗膜が劣化して親水性機能が低下しているサインかもしれませんので、このような症状が見られましたら、一度塗装が必要か専門業者に見てもらいましょう。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【親水性機能を持つ塗料のメリット・デメリット】
【メリット】 | 【デメリット】 |
・雨水で汚れを洗い流し、長期的に建物の美観を保つことができる ・埃や塵以外に油汚れも洗い流せる ・塗料の耐用年数と同じ期間、機能を発揮できる ・自分で水洗いするだけでも表面の汚れを落とせる |
・雨が降らないと効果を発揮できない |
塗料には撥水性を持つ塗料もありますが、撥水性塗料は親水性とは違って油汚れを弾きません。
ここが親水性機能を持つ塗料の強みでして、親水性塗料は雨水が原因する汚れを落とすだけでなく、油汚れも洗い流してくれます。
撥水性塗料だと水に由来する汚れは落としてくれますが、油汚れは弾きませんので、そのまま残ってしまいます。
そのため、外壁塗料は撥水性よりも親水性が必要とされているのです。
ただし、親水性は水に濡れることで効果を発揮しますので、雨が降らなかったり、雨に濡れない場所だったりすると効果を存分に発揮できません。
軒天井のように雨に濡れない場所に新水性塗料を塗っても汚れは残ってしまうでしょう。
雨に濡れないところは汚れが落ちないというのが、唯一のデメリットとして挙げられますが、このような場合は塗料を使い分けることで回避できます。
例えば軒天井の場合は、湿気がこもりやすい環境にありますので、親水性よりも透湿性を持つ塗料の方が有効です。
塗料は一種類しか選べないというわけではありません。
使用する塗料の種類が多くなるほど工事費は掛かってしまいますが、塗装する場所や素材、環境に合わせて塗料を使い分けるた方がロスがなく、存分に効果を発揮できます!
【まとめ】
汚れのつきにくさを強みにあげている塗料のほとんどは親水性を持っています。
親水性の塗膜は、水に馴染み雨水と一緒に汚れを洗い流してくれますので、長くきれいな状態を保ちたいという方におすすめしたい機能です。
外壁塗装でどの塗料で塗装するかで、機能性、耐久性が大きく変わってきます。
お客様がご希望する塗料が選べるように、親水性など塗料に付帯する機能性についてもぜひ押さえておくことをおすすめします。
塗装工事のことで分からないことや気になることなどがございましたらお力になれるかと思いますのでお気軽にご相談ください。
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