雨漏りを防ぐ縁切り部材 「タスペーサー」とは何か

投稿日:2026年2月26日

屋根のスレートの塗装では「縁切り」という作業を行います。この時に、現在では「タスペーサー」を用いて縁切りを行うのが一般的となっています。

 

「縁切り」や「タスペーサー」という用語は、普段耳にしないかと思いますので、はじめて屋根塗装をお考えの方は、何のことなのか分かりませんよね?

 

そこで本記事では、これから屋根塗装をご計画されている方に向けて、タスペーサーとは何か解説します!

 

屋根塗装後の雨漏りを防ぐ「縁切り」の役割

雨漏りを防ぐ縁切り部材 「タスペーサー」とは何か

まずは「縁切り」について簡単にお話しさせていただきます。「縁切り」とはスレートの塗装で行われる工程です。スレートは軒先から棟に向かって一枚ずつ重ねて葺いてあります。スレートの重なり目には隙間があり、ここからスレート内にこもる湿気や雨が外に抜けるようになっています。

 

ですが、塗装するとこの隙間を塗膜でふさいでしまいます。それがどうなるかというと、雨や湿気が抜けなくなり、最悪は雨漏りを引き起こします。せっかく塗装したのに雨漏りが起きてしまったら大変です。そこで、塗装後に雨漏りがないように「縁切り」を行うのです。

 

「縁切り」は塗装後の密閉をふさぐために隙間を設ける作業のことです。方法は「塗装後にカッターで塗膜を切り込んで隙間を設ける」もしくは「タスペーサーを設置する」という2つがあります。

 

タスペーサーは施工性の容易さと塗装の品質を保てるという点で、現在ではちらの縁切り方法が一般的です。それでは、次の項でタスペーサーについて詳しくご説明します。

 

縁切りについてはこちらの記事で詳しく解説しております。

 

屋根塗装で縁切りがされていないと大変!縁切りの重要性と手抜き工事を防ぐ対策方法

効率的に縁切りを行えるタスペーサー

雨漏りを防ぐ縁切り部材 「タスペーサー」とは何か

「タスペーサー」はスレートの塗装で「縁切り」を行うために使用するセイム社から販売されている専用部材です。素材にはヘルメットや航空機部品にも使われているポリカーボネートが採用されています。幅約5cm×奥行き約4cm×厚み約2mmの板状の部材で、スレートの重なりに挿入するだけで適切な隙間を確保できます

 

まず、タスペーサーを採用する利点の一つは、作業時間の短縮です。通常の縁切りでは作業員2人で一日がかりの作業でしたが、タスペーサーを使用することで、工期を大幅に短縮できます。

 

利点二つ目は、塗装の品質を守れることです。通常の縁切りは、塗装後に行いますが、それだとせっかく塗装できれいになった屋根を傷つけてしまいます。タスペーサーは、塗装工程前に挿入できますので、塗装後の屋根に上がる必要がなく、塗装の美しい状態のままお引き渡しできます。

 

利点三つ目は、美観に影響しないことです。タスペーサーは薄く小さな部材なため、屋根の美観を損ないません。塗装後もタスペーサーを挿入したままで支障がなく、精度も安定しています。

 

タスペーサーを設置できない屋根と施工手順

雨漏りを防ぐ縁切り部材 「タスペーサー」とは何か

タスペーサーはすべての屋根に採用できるわけではありません。採用にあたっては、施工前の診断が不可欠です。

 

例えば経年劣化により既に屋根材が反って4mm以上の隙間が開いている場合、挿入しても脱落するため、タスペーサーを設置できません

 

それに代わり、隙間がまったくなく、密着した箇所では、無理に押し込むと屋根材を損壊させる恐れがあります。もしこのような状態でしたら、専用工具で調整しながら慎重に作業を進めます。

 

施工のタイミングは、下塗りが完了した段階で行うのが一般的です。上塗り前に縁切りを行えるため、今までのように塗装後の屋根の上で作業する必要がなくなり、美しい屋根のまま塗装を仕上げることができるようになりました。

 

スレートの塗装では「縁切り」の項目をチェック

雨漏りを防ぐ縁切り部材 「タスペーサー」とは何か

今ではインターネットが普及して、屋根塗装に関する情報を以前よりも簡単に知ることができるようになりました。ここで一つ気をつけていただきたいのが、「タスペーサーの項目がない=信頼できない業者」というわけではないことです。

 

スレートを塗装する上で、縁切りは必要な工程ですが、必ずしもタスペーサーが必要かというとそうでもありません。なによりも重要なことは、縁切りを適切な方法で行なっているかです。これからスレートの塗装をご計画されている方は、タスペーサーよりも「縁切り」の項目を意識してチェックしましょう

 

まとめ|屋根塗装なら西武建装にお任せください!

雨漏りを防ぐ縁切り部材 「タスペーサー」とは何か

ここまでスレート塗装で不可欠な縁切りで使用する「タスペーサー」についてお話しさせていただきました。タスペーサーは、縁切りを簡単に行える便利な専用部材です。塗装前に縁切りを行える点から、今ではタスペーサーを用いて縁切りを行うのが一般的になっています。

 

ただし、こちらの記事でお伝えしたとおり、必ずタスペーサーを使うというものではなく、現在の屋根を精査してから検討することが大切です。タスペーサーを用いるかどうかというよりも「縁切りを適切に行なっているか」が重要となります。

 

西武建装ではお客様からお問い合わせをいただいた後に、必ず現場調査を実施しております。そこで屋根の状態を調査し、適切な方法で工事をご提案いたします。建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、これから屋根塗装をお考えの方は、ぜひ当店にお任せください!

 

屋根・外壁0円診断

 

“mu”

 

東大和市、小平市、西東京市、立川市、国分寺市、東村山市、武蔵村山市、東久留米市、多摩地区全域、東京23区全域、他で、塗装工事、屋根工事のことなら、西武建装へお気軽にご相談ください。

 

東大和市の外壁塗装・屋根塗装専門店【株式会社西武建装-塗り猿-】


東大和市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社西武建装
https://sebuken.com/
住所:東京都東大和市向原6-1164-3-107

お問い合わせ窓口:0120-220-134
(9:00~18:00 日曜定休)

対応エリア:東大和市、東村山市、武蔵村山市、他

★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!

施工実績  https://sebuken.com/case/
お客様の声 https://sebuken.com/voice/

★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?

➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!

外壁屋根無料診断 https://sebuken.com/inspection/

★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの?  どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?

➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://sebuken.com/contact/


スタッフ教育、職人育成にも
力を入れています!

職人教育にも力を入れています!

保有資格一覧

  • 一級塗装技能士
  • 二級塗装技能士
  • 外壁劣化診断士
  • 外壁診断士
  • 有機溶剤作業主任者
  • 高所作業車技能講習終了
  • 労働安全衛生法による技能
  • 足場の組立作業責任者
  • ゴンドラ特別教育終了
  • SK化研認定業者
  • 安全衛生教育修了
  • 労働安全衛生法による技能講習終了
  • 他、多数