屋根カバー工事をオススメする理由
投稿日:2019年12月19日 更新日:2023年7月16日
目次
屋根は私たちの生活を守る大事な構造体です。
屋根が傷んでいると雨漏りを引き起こすリスクが高くなり、建物にいい影響を与えません。
屋根が古くなってきた時に考えていただくのが、屋根を新しくする工事です。
屋根を新しくするには「葺き替え」か「カバー工法」を行うことになりますが、どちらの工法で行うか迷われることが多いです。
本日は屋根工事の一つ、カバー工法をおすすめす理由についてお伝えしていきたいと思います!
【現在の屋根を残すのがカバー工法】
屋根カバー工事は「重ね葺き」とも言われています。
名前が表すとおり、現在の屋根を残し、その上に新しい屋根を被せるのがカバー工法の特徴です。
カバー工法は、よく葺き替え工事と比較されますので、各工法でどんな違いがあるか確認してみましょう。
【カバー工法】 | 【葺き替え工事】 |
・現在の屋根を残して、その上に新しい屋根を作る ・屋根が重くなり、建物への負担が大きくなる ・解体が最小限なため、工期が短くなる ・施工費や廃材処分費が抑えられる ・使用できる屋根材に制限がある ・施工条件がある |
・現在の屋根を解体して、新しい屋根を作る ・建物への負担が少ない ・カバー工法よりも工期が長い ・カバー工法よりもコストが掛かる ・屋根材に制限がない ・どの屋根にも施工可能 |
葺き替えとカバー工法の比較についてはこちらの「屋根塗装と葺き替え、カバー工法のどれで工事をした方がいい?」をご覧ください。
【屋根カバー工事をおすすめする3つの理由】
屋根カバー工事をおすすめするのは以下の3つの理由があります。
①廃材が少ない
②工期が短い
③コストを抑えられる
これらの3つの理由を具体的にご説明してきますね!
【理由① 廃材が少ない】
屋根カバー工事は、現在の屋根を残して施工するため、解体工事が最小限に抑えられ、廃材がほとんどでません。
葺き替え工事だと、棟板金、屋根材、ルーフィングなどを解体しますので、廃材はかなりの量になります。
屋根カバー工事の場合、解体するものは棟板金や雪止めなど施工上、干渉するものだけです。
具体的なことは次にお伝えしますが、廃材が少なく、解体も抑えられているため、コストも葺き替えより安くなります。
【理由② 工期が短い】
屋根カバー工事をおすすめする2つ目の理由が、工期を短くできる点です。
屋根カバー工事の工程は葺き替えよりも少なくて工期も短縮されます。
工程は以下の通りです。
【屋根カバー工事の工程】
1:足場設置
2:棟板金、雪止めなど施工上干渉する部材の取り外し
3:ルーフィングの敷設
4:屋根材の設置
5:棟板金の設置
6:コーキング防水処理
7:足場解体
8:工事完了
屋根カバー工事の流れについてはこちらの「屋根カバー工法(重ね葺き)」をご覧ください。
工事はご自身のことだけでなく、ご近隣の方にも気を使うことがあります。
毎日職人の出入りもありますし、作業している時の音も一日中発生しておりますので、工事に慣れていない方はいつもよりも気疲れしてしまうかもしれません。
思っているよりも工事は負担が掛かりますので、工事期間が短くなるのに越したことはありません。
屋根カバー工事は葺き替えよりも工事期間を短くできますので、お施主様にとっても、近隣の方にとってもメリットですね。
【理由③ コストを抑えられる】
上述したように、屋根カバー工事は「解体が最小限に抑えられていること」「廃材が少ないこと」などの理由から、コストの面でも葺き替え工事より有利です。
コストを抑えたいとご希望されている方は、屋根カバー工事がおすすめでです。
また、数年後にお引越しや建て替えをご予定されている方は葺き替え工事だと過剰な工事となってしまいますから、このようなケースでも屋根カバー工事をおすすめしたいです。
「予算はどれくらいで抑えたいか」「どれくらい屋根が保って欲しいか」などで最適な工事方法が変わってきますので、事前に希望していることを明確化しておきましょう。
屋根材の種類についてはこちらの「屋根工事をする前に知っておきたい!屋根材の種類と特徴」をご覧ください。
【屋根カバー工事なら西部建装にお任せください!】
屋根工事は普段目にかかることが少ないかもしれませんので、どんな工事が適しているか判断に迷われるかと思います。
屋根の状態やお客様のご要望などによっても最適な工事は変わります。
ご予算などもあるかと思いますので、屋根工事をお考えの方は、一度専門業者に相談してみることをおすすめします。
西武建装は無料で建物診断を行なっております。
診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案させていただきますので、屋根工事をお考えの方はお気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
屋根カバー工事はメリットが多くておすすめですが、建物に負担がかかるというデメリットもあります。
屋根カバー工事をお考えの方はメリットだけでなく、デメリットのこともちゃんと押さえておきましょう。
屋根カバー工事のメリット・デメリットについては「手軽に屋根工事!屋根カバー工法(重ね葺き工事)のメリット・デメリット」で詳しくお伝えしておりますので、良ければこちらもご覧ください。
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