瓦屋根・漆喰補修が大切な理由
投稿日:2019年12月25日 更新日:2024年3月29日
目次
瓦屋根には漆喰が使われています。
漆喰とは消石灰(水酸化カルシウム)を原料とする塗り材でして、屋根以外にも外壁や塀、室内の壁などに使われています。
瓦は寿命が50年以上と頑丈な屋根材ですが、漆喰のメンテナンスは定期的に必要です。
本記事では、瓦屋根の漆喰補修が大切な理由をお伝えいたします。
【瓦屋根に塗られている漆喰の役割】
漆喰は屋根の棟部や面戸(平場とのし瓦の間にある隙間)に塗られています。
漆喰が塗られている理由は、瓦の土台となっている葺き土を風雨から防ぐためと瓦同士を接着させるためです。
漆喰の歴史は長く、5000年以上も前から使用されていたと言われています。
日本でもモルタルと並ぶほど馴染み深い塗り材で、近年では自然素材として多くの住宅に採用されています。
【漆喰も塗り替えが必要?寿命はどれくらい?】
冒頭でもお伝えしたように、昔から日本の建築物に用いられている陶器瓦は非常に頑丈で耐用年数が50年以上と長い寿命を誇ります。
基本的にメンテナンスをしなくてもいいと言われている瓦ですが、漆喰や板金など他の部材はメンテナンスをしないと老朽化してしまいます。
漆喰の寿命は20年前後とされており、上の写真のように漆喰が欠け落ちたり、ひび割れたりします。
他の劣化症状では、汚れの付着、コケの発生、変色などが発生します。
一階の屋根に欠けた漆喰が転がっているのを確認した場合は、もしかすると他のところでも漆喰が劣化しているかもしれません。
とくに2階の屋根は目視できないですから、劣化していても気づかずに放置されてしまっていることがよくあります。
漆喰にかぎらず、屋根の劣化は雨漏りのリスクを高めますので、定期的に屋根点検の実施をおすすめします。
西武建装は建物診断や見積もりを無料で実施しております。
お住まいのことでなにかお困りのことがございましたら診断いたしますので、お気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
【漆喰が剥がれたままになっているとどうなる?】
上述しましたが、漆喰の役割は「葺き土を保護するため」と「瓦を接着させるため」です。
それでは、もし、漆喰が剥がれたままになっていたらどうなるでしょうか?
漆喰が剥がれて長い期間放置されてしまうとこちらのような被害を受ける可能性があります。
【湿気が剥がれたままにするとどうなる?】
・葺き土が流れて瓦が崩れる
・雨漏りを引き起こす
瓦の崩落も雨漏りもとても深刻な被害です。
瓦の重量は、約50〜60kg、一枚あたり約3kgですから、屋根から崩れ落ちてきたら大変な事故を起こしてしまいます。
雨漏りも建物に大きなダメージを与えます。
建物内部に水が流れてくると大事な柱や梁などを濡らして建物の強度を著しく低下させてしまいます。
地震大国と言われている日本ですから、耐震性をしっかりと保っていることが非常に重要です。
雨漏りは建物の安全性を脅かすだけでなく、修理費の負担も重くのしかかりますので、雨漏りを起こさないようにしっかりと対策しておきましょう。
雨漏りについてはこちらの「雨漏りを放置すると危険!」をご覧ください。
【瓦屋根 漆喰のメンテナンス方法】
漆喰のメンテナンス方法は「詰め直し」があります。
詰め直し工事は、古くなった漆喰を剥がして葺き土を露出させてから新しい漆喰を塗る工事です。
漆喰の詰め直し工事は当社でも承っており、¥4,000/mの料金となっています。
見積もりや建物診断は無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。
漆喰工事についてはこちらの「瓦屋根・漆喰工事」をご覧ください。
漆喰工事の注意点は、漆喰を重ねりすることです。
一見すると問題なさそうな感じがしますが、漆喰の厚みが増して瓦よりも出っ張るようになり、風雨にさらされて劣化を早めます。
また、瓦内部に入った水が既存の漆喰と新しい漆喰の間に溜まってしまい、最悪は雨漏りを引き起こしてしまいます。
被害が出てしまってからでは遅いですから、漆喰の重ね塗りだけはとくに注意してください。
【屋根は10年前後を目安に点検を実施ください!】
頑丈な瓦でも漆喰や板金など他の部材は定期的にメンテナンスが必要です。
漆喰の寿命は20年程度ですが、傷みやすい環境にある屋根は10年前後を目安に点検の実施をおすすめします。
屋根は高いところにあり、傷んでいても気がつきにくい場所です。
劣化が進んでしまうと雨漏りを引き起こすリスクが高まり、修理費も高額になる傾向です。
西武建装は、建物診断や見積もりを無料で実施しておりますので、屋根の状態が気になっている方はお気軽にご相談ください。
診断後は、屋根の状態や必要な工事などを詳しくご報告させていただきます。
お客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案いたしますので、お住まいのことでお困りのことがございましたら、ぜひ当社におまかせください!
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
“mu”
東大和市、小平市、西東京市、立川市、国分寺市、東村山市、武蔵村山市、東久留米市、多摩地区全域、東京23区全域、他で、塗装工事、屋根工事のことなら、西武建装へお気軽にご相談ください。
東大和市の外壁塗装・屋根塗装・防水リフォーム専門店
株式会社西武建装
https://sebuken.com/
住所:東京都東大和市向原6-1164-3-107
お問い合わせ窓口:0120-220-134
(9:00~18:00 日曜定休)
対応エリア:東大和市、東村山市、武蔵村山市、他
★ 地元のお客様の施工実績多数掲載!
施工実績 https://sebuken.com/case/
お客様の声 https://sebuken.com/voice/
★ 塗装工事っていくらくらいなの?見積りだけでもいいのかな?
➡一級塗装技能士の屋根、外壁の無料点検をご利用ください!
無理な営業等は一切行っておりません!
外壁屋根無料診断 https://sebuken.com/inspection/
★色を塗る前にシミュレーションしたい、塗装以外の工事方法はないの? どんな塗料がいいの? 業者はどうやって選べばいいの?
➡ どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください!
お問い合わせ https://sebuken.com/contact/