雨漏りを放置すると危険!

投稿日:2019年12月28日  更新日:2023年7月29日

瓦割れ

大切なお住まいを長期的に維持していくために最も注意しなければならないのが「雨漏りを放置しないこと」です。

雨漏りは建物への被害がとても大きく、老朽化を早めて寿命を縮めてしまう恐れがあります。

 

雨漏りの発生場所は「屋根」「外壁」「窓」「ベランダ」からよく発生します。

そして、雨漏りは「必ずしも目に見える形で症状がでるとはかぎらない」ということにも気をつけなければなりません。

 

本日は「雨漏りを放置する危険性」や「雨漏りの調査・修理をする前に押さえておきたいこと」「いち早く雨漏りに気づける対策」について解説します。

 

【雨漏りを放置するとどうなる?】

大切なお住いに住みつづけていくために最もやっていはいけないことが「雨漏りを放置すること」です。

雨漏りというと天井から水がポタポタと落ちてくるイメージがあるかもしれません。

もちろんこの状況でも生活に支障がでて大変なのですが、雨漏りの危険性はそれだけではありません。

 

雨漏りするとどんな被害を受けるか確認してみましょう。

 

【雨漏りの被害】

・天井や壁から水がポタポタと落ちてくる

・ストレスを抱えやすい環境の中で生活しなければならない

・壁紙やフローリングなどが濡れて見栄えが悪くなり、劣化も早まる

・家具や家電が故障する

・柱や梁などの大事な構造体が濡れて老朽化を早める

・老朽化が早まると建物の耐震性が低下する

 

雨漏りの被害の中でも特に注意しなければならないのが建物の老朽化です。

內部に水が入れば、建物を形づくる柱や梁などの大事な構造体が濡れて腐食させてしまいます。

 

腐食は木造住宅にかぎったことではなく、鉄骨造なら鉄骨を錆びさせてしまいますし、鉄筋コンクリート造は內部の鉄筋を錆びさせたり、コンクリートの爆裂を起こしたりする原因になります。

建物の構造体にダメージを負わせてしまうため、修理費用も高額になる傾向です。

 

このような理由があるため、雨漏りは絶対に放置しないことが大事なのです。

 

【調査・修理する前に押さえておきたい!雨漏りの原因を特定するのは難しい】

雨漏りは原因を特定するのが難しい、ということはご存知ですか?

水は侵入口があれば簡単に中に入ってしまいます。

 

築年数が経っていれば劣化も進んでいますので、気がつかないところで隙間ができているかもしれません。

このような理由があるため、雨漏りの原因となりうる場所はいくつも考えられるのです。

 

ですから、雨漏り調査では雨漏りの症状が出ている場所を確認し、どこから発生しているかある程度推測を立てて、入念に水の侵入口となるところを調査します。

 

雨漏り調査しても原因を一つに絞れないこともあります。

このような場合は、可能性の高いところから手をつけて一つずつ原因をつぶしていきます。

 

雨漏りの原因を特定するのは経験も必要でしてとても難しいのですが、ここで原因もよく分からずに工事してしまうのは最もやってはいけないことです。

 

前述したように、水は隙間があればどこからでも入ってきてしまいますので、原因を特定せずに工事してしまったら、見当違いの場所に手をつけてしまう恐れがあります。

 

運よく雨漏りが止まればいいですが、もし止まらないようでしたらその間も建物内部に水が入ってきてしまい、どんどん建物の状態を悪化させてしまうでしょう。

 

ですから、雨漏り修理を行うときは、必ず雨漏り調査を実施して原因を絞ることが大事です!

 

西武建装は雨漏り調査・修理工事も承っております。

雨漏りしている期間が長いほど建物へのダメージも大きくなってしまいますので、少しでも疑わしい症状がありましたら、早めにご相談ください。

 

雨漏り調査・修理についてはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。

 

【雨漏りを発見したら早めに動き出しましょう!】

ここまでお伝えしてきたように、雨漏りは発生している期間が長くなればなるほど建物の状態を悪化させてしまいます。

そのため、被害を最小限に抑えるために、雨漏りしたときは早くに気づくことが大事です。

 

それでは、どうすれば雨漏りにすぐ気づけるでしょうか?

雨漏りしたときは以下の症状がでてきますので、このようなサインを見逃さないことです。

 

【雨漏りすると現れる症状】

・天井や壁に水シミができる

・窓枠が濡れている

・水が滴る音が聞こえる

・カビが生えやすくなった

・湿気が多くなった

・水が滴る音がする

 

上記の症状が見られる場合は、雨漏りしている可能性がありますので、一度専門業者に雨漏りしていないか細かく見てもらいましょう。

 

雨漏りのサインや応急処置についてはこちらの「雨漏りかもと思ったらするべきこと」もご参考にしてください。

 

【定期的な点検とメンテナンスが雨漏りを防ぐ!】

前項でお伝えした症状がでていたら、雨漏りしている可能性がありますので、被害を広げてしまわないように早めに動き出しましょう。

また、気をつけていただきたいのが、「雨漏りは必ず目に見える形で症状がでるわけではない」ということです。

 

侵入してきた水を断熱材が吸ってしまっている可能性がありますし、建物内部に留まって部屋まで水が流れてきていないだけかもしれません。

內部で抑えられている状態では、部屋からだと雨漏りに気づくことは難しいでしょう。

 

ですが、この状態でも建物にはよくありません。

生活しているところに被害はないかもしれませんが、柱などが水に濡れつづけて腐食する恐れがありますので、このようなことを防ぐためにちゃんと対策をしておきたいです。

 

おすすめしたいのは、定期的に点検を実施することです。

定期的に点検をすれば、內部で雨漏りが留まっていても放置されることはありません。

被害が大きくなる前に対処できますので、大切なお住まいを守るために、ぜひ定期点検の実施をご検討ください。

 

西武建装は無料で建物診断を実施しております。

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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