「新築」と「塗装後」で耐用年数の基準が変わる!

投稿日:2023年4月30日

お住まいのメンテナンスを考える時に「耐用年数」という言葉をよく目にしませんか?

この「耐用年数」とはどういう意味を持っているのでしょう。

 

本日は「外壁塗装を中心に耐用年数をどう判断すればいいか」をお伝えしていきたいと思います。

外壁塗装は建物を長期的に維持していくために必要なメンテナンス工事です。もちろん外壁塗装も耐用年数を考えてメンテナンス時期を判断していかなければなりません。

 

外壁塗装は「新築」と「塗装後」で耐用年数の基準が変わってきますので、これから外壁塗装をお考えの方は、ぜひこの記事でご紹介する内容をお役立ててください!

 

【耐用年数の基準は新築と塗装後で違う】

【新築の耐用年数は外壁材の仕様が基準】

引用:ケイミュー メンテナンス(お手入れ方法)

 

新築なら外壁材の仕様によって異なります。戸建て住宅の外壁材に多い窯業系サイディングは、コーティングの質で塗装時期が変わります。

 

30年間も塗装しなくてもいいサイディングもあれば、10年周期で塗装が必要なものもあります。メーカーが推奨するメンテナンススケジュールがありますので、事前にいつ塗装が必要なのか確認しましょう。

 

注意が必要なのは光触媒や無機系の塗装がされているサイディングです。これらのサイディングは難付着サイディングと呼ばれており、通常の方法で塗装すると密着性が悪くてすぐに剥がれてしまいます。

 

難付着サイディングのお家は、難付着サイディングに適した施工で行わなければいけませんのでご注意ください。

 

難付着サイディングについては「難付着サイディングの塗装にご注意!難付着サイディングの見分け方と塗装方法を解説!」で詳しく解説しております。良ければこちらもご覧ください。

 

【塗装後は塗料の耐用年数が基準】

塗装後は塗料の耐用年数に依存されます。塗料はアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素などがあり、それぞれ耐用年数が違います。

 

耐用年数を近くなれば、その分だけ劣化症状も現れてきますので、塗料の耐用年数を目安に塗り替え工事をご検討ください。

 

各塗料の耐用年数は以下の通りです。

 

アクリル:5〜7年

ウレタン:7〜10

シリコン:10〜15年

フッ素:15年〜

ラジカル塗料:13〜16年

 

「外壁塗装は約10年に1回」というのを聞いたことはありませんか?

ここで疑問に思うのが「なんで10年に1回か」ということです。この10年はどこからきたのでしょうか。

 

10年を目安にしている理由は、新築の外壁材にアクリル塗装されているものが多いということが一つ。

 

もう一つは10〜15年ほど前はウレタン塗料が主流でして、その耐用年数が10年前後だということ。

 

現在はシリコン塗料やラジカル塗料が主流となっておりますので、10年よりも長持ちする傾向です。

 

ただし、10年目というのはいろいろと劣化症状が現れてくる時期でもありますので、フッ素塗料や光触媒塗料といった耐用年数の長い塗料でないかぎりは、10年を目安に塗装業者に建物の状態を見てもらうといいでしょう。

 

塗料についてはこちらから

 

【耐用年数を超えてしまわないための対策】

「新築」と「塗装後」で耐用年数の基準が変わる!

外壁材や塗料の耐用年数を目安に塗装時期を考えることが大切ですが、問題となるのは塗装のタイミングを逃してしまうこと。

 

 

外壁塗装は建物を風雨から保護し、劣化を防ぐ役割があります。そのため、外壁塗装のタイミングを逃していれば、年数が経過する分だけ劣化が進んでしまいます。

 

これからも大切なお住まいを守っていくために、適切なタイミングで外壁塗装を行えることが非常に重要です。

 

それでは耐用年数を超過して劣化が進んでしまわないようにするにはどうすればいいか。

 

それは劣化症状を見逃さないことです。

 

外壁塗装を考えていただく劣化症状は以下の3つがありますので、普段から症状が出ていないか確認しましょう。

 

まず1つ目が「色褪せ」です。

塗装が劣化してくると色が褪せてきて、ムラが生じてきます。外壁は全体的に白っぽくくすんで見えてきたり、色ムラを感じたら塗装が劣化しているサインかもしれません。

 

2つ目は「チョーキング」です。

チョーキングとは、塗料の樹脂が劣化して顔料の白い粉が浮き出てくる現象のことです。チョーキングは外壁を触れば白い粉が付きますので、チョーキングが発生しているか簡単に確認できます。

 

3つ目は「汚れやコケ、カビの目立ち」です。

塗料は汚れにくさやコケ防止、カビ防止の性能を備えています。汚れやすくなったり、コケやカビが発生するということは、塗装の性能が落ちているサインです。

 

塗装の劣化症状は他にもありますが、塗装を考えていただきたい時期は「色褪せ」や「チョーキング」「汚れやコケ、カビの目立ち」の症状が出ているタイミングです。

 

これ以上の劣化が進むと、今度はクラックや塗装の剥がれなど被害が大きめの症状が発生します。

 

状態によっては補修が必要になったり、仕上がりが悪くなってしまったりする可能性がありますので、「色褪せ」や「チョーキング」「汚れやコケ、カビの目立ち」の範囲内で外壁塗装をご検討していただくことをおすすめします。

 

劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。

 

【耐用年数を超えるとどうなる?無料診断でベストタイミングに塗装しましょう!】

「新築」と「塗装後」で耐用年数の基準が変わる!

耐用年数を超えてしまうとどうなるでしょうか?

前にもお伝えしましたが、外壁塗装は建物を風雨から保護し、劣化を防ぐ役割があります。

 

そのため耐用年数を超えたままにしておくと、建物はダメージを負い続けて老朽化を早めてしまいます。

 

建物の状態だけでなく、雨漏りを起こして普段の生活に支障をきたしてしまう可能性もあるでしょう。

 

現在の戸建て住宅の寿命は30年と言われています。しかし、それは適切なタイミングでメンテナンスを行っての耐用年数となります。

 

耐用年数を迎えるころに外壁塗装をしないと、一般的に寿命とされている30年よりも先に寿命を迎えてしまうかもしれませんので、適切な耐用年数を判断して外壁塗装を行いましょう。

 

ベストタイミングで外壁塗装を行うには定期的に建物診断の実施をおすすめします。西武建装は無料で建物診断を行っておりますので、外壁塗装が必要か中々判断ができなくて困っているという方は、ぜひ当社の無料診断をご利用ください!

 

無料診断についてはこちらの「こちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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