屋根の見逃したくない劣化症状と対策
投稿日:2024年6月30日
目次
屋根は建物の大切な構造体です。
雨や風、太陽光にさらされて、皆さんが思っているよりも傷みやすいところです。
そのまま放っておいてしまうと思わぬ被害に見舞われてしまう可能性がありますから、しっかりと屋根の状態をチェックしておきましょう!
本記事では、見逃したくない屋根の劣化症状と対策を解説いたします!
屋根に発生する劣化症状
屋根は何も遮るものがありません。
このため、外壁など他のところよりも劣化が出やすくなっています。
劣化したまま放っておいてしまうと雨漏りや破損へと被害を広げてしまうので、事前に対策できるように、屋根に発生する劣化症状を把握しておきましょう。
屋根材には「瓦」や「スレート」「金属屋根」「アスファルトシングル」など種類があり、各屋根材で症状の出方が違います。
こちらではよく見られる劣化症状を屋根材も踏まえてご説明いたします。
屋根材の種類についてはこちらの「屋根工事をする前に知っておきたい!屋根材の種類と特徴」をご覧ください。
屋根材の褪色(色褪せ)
スレートやセメント瓦などセメント系屋根、トタンや鋼などの金属屋根は経年劣化すると褪色してきます。
白くぼんやりとした色合いになってきたら塗装やメッキが摩耗してきているサインかもしれません。
汚れや苔、カビの付着
年数が経過するにつれて汚れや苔、カビなどが付着して屋根の美観性を低下させます。
有機物の付着は塗膜やメッキを劣化させる原因の一つです。
保水性が高まるのも特徴の一つ。
金属の場合は錆びてしまうので注意が必要です。
屋根材の破損
経年劣化や飛来物の衝撃などが原因して屋根材が破損することがあります。
屋根は高いところにあって目視で破損を確認できませんが、お庭や一階の屋根の上に破片が転がっていることがよくあります。
もし、破片を見つけたら屋根材が破損している可能性が高いので、専門業者に屋根の状態を見てもらうことをおすすめします。
金属屋根のサビ
トタンや鋼の屋根は経年劣化で錆を発生させます。
原因はメッキや塗膜の摩耗によって水や空気に触れやすくなるからです。
それに代わり現在主流のガルバリウム鋼板は錆びにくい特徴があります。
ガルバリウム鋼板は「亜鉛、アルミ、シリコン」で構成するメッキ層が施され、非常に耐久性に優れています。
ですが、けっして錆びないというわけではありませんので、ある程度年数が経ちましたら点検を行なっておくことをおすすめします。
錆によって朽ちてしまったり、穴が開いてしまったりすると雨漏りの原因となりますのでご注意ください。
棟板金の歪みや浮き、剥がれ
屋根の頂点には棟板金が取り付けてあります。
風の影響を強く受けて不具合を起こすことがあり、歪みや浮き、最悪は風で飛ばされてしまうことも。
大きな部材ですから、周辺の建物や車に当たると傷をつけてしまいます。
歩いている人にぶつかる危険性もあるため、被害が出ないように定期的に点検・メンテナンスを行うことが大切です。
棟板金についてはこちらの「棟板金の被害を防ぐ対策とメンテナンス方法」をご覧ください。
漆喰の劣化・欠損・剥離
瓦には防水や美観のために漆喰が塗られています。
漆喰の耐久性は20年程度となっており、劣化すると欠損や剥離を起こします。
すぐに雨漏りするということはありませんが、葺き土の流出、瓦の崩落などの危険性があり、最悪は雨漏りへと発展します。
少しでも雨漏りの疑いがあれば早急に対処しましょう!
屋根でとくに注意しなければならないのが雨漏りです。
雨漏りは内部に水が流れ込み、柱や梁、土台など建物の大事な構造体を濡らして老朽化を早めます。
雨漏りを疑う症状はこちらです。
・天井や壁に水が染みた跡がある
・水の滴る音が聞こえる
・特定の部屋だけ湿気が多く、カビが生えている
・窓枠が濡れている
屋根からの雨漏りは小屋裏を覗くことで確認できます。
ほとんどの住宅には天井に点検口が設けてあります。
収納スペースに設けていることが多く、そこから古屋裏を見れます。
雨漏りは放っておく期間が長くなるほど被害を広げるため、少しでも雨漏りを疑う症状がありましたら早めに業者に点検してもらいましょう。
西武建装は雨漏り調査・修理工事も承っております。
詳しくはこちらの「雨漏りスピード補修」をご覧ください。
屋根は定期的にチェック!目安は10年
屋根は目視できる場所にありません。
このため傷んでいてもそのまま気づかずに放っておかれてしまうことがよくあります。
当社は10年を目安に定期的に屋根の点検をおすすめしております。
また、次にお伝えする状況は、屋根に不具合が出ている可能性が高いですから、屋根点検を実施していただくことをおすすめします。
天候が荒れた後は不具合が起きていないか点検!
大雨や強風など悪天候にさらされた後は屋根に不具合が起きている可能性があります。
屋根材の破損、棟板金の歪みなど損傷を受ける症状が出ているかもしれませんので、築年数が長いほど天気が荒れた後は、念のために屋根の状態を点検してもらいましょう。
7〜10月は台風シーズン
日本は毎年台風に見舞われます。
地域によって多少上陸時期が異なりますが、だいたい7〜10月が台風シーズンとなります。
この時期は屋根の被害が多発しておりますので、しばらくメンテナンスをされていない方は、被害を受けないように一度屋根の状態を見てもらい、必要に応じて修理しておきましょう。
また、台風が去った後は、屋根に被害が出ていないか点検していただくことも大切です。
まとめ
屋根は建物の大事な構造体なため、健全な状態に保ってあることが重要です。
他のところと比べて劣化が進行しやすい傾向にありますので、被害が出ないように定期的に屋根の点検を実施しましょう。
西武建装は建物診断や見積もりを無料で行なっております。
建物状態や必要な工事などを詳しくお伝えさせていただきますので、お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。
診断後はお客様のご要望に沿ってぴったりな工事プランをご提案させていただきます。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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