サイディング張り替え工事と外壁塗装、どっちがおトク?

投稿日:2019年3月15日  更新日:2025年1月29日

「外壁塗装は10年に1回ですよね?サイディングを張り替えるのとどっちがいいの?」
よくお客様からこのようなご相談をいただきます。
 
外壁リフォームは
 
① 外壁塗装 ② 張り替え ③ カバー工法
 
の3つの選択肢があります。
 
どれも外壁のリフォームですが、目的や費用が違います。どちらを選んだらいいか悩まれている方もいらっしゃいますので、こちらで解説していきたいと思います。

回答① 費用面では外壁塗装が最も安い

費用と耐久性では左の表のとおりになります。こちらは25坪の一般的な二階建ての住宅を想定した表です。費用面のみで見ると外壁塗装が最も安く済ませることができます。それに代わり外壁を張り替えるとなると外壁塗装の倍以上の費用がかかります。
 
耐用年数の比較でも外壁塗装を2回行ったとしてもその総費用は140万円と3つの中で費用を一番安く抑えられます。ですが、次の項で詳しくご説明しますが、安さだけで選んでしまうのは禁物です。その具体的なことをご説明します。

回答② 築年数で最適な工事が変わる

安さだけで選んではいけない理由が、築年数に伴う劣化があるからです。築年数が10年のお家と20年のお家では事情がまったく異なってきます。塗装をしていれば外側からならきれいに見えますが、内部はなにも手をつけていませんので、年数分の劣化が出ているはずです。
 
築年数が20年を超えてくると外からは見えない内部の劣化が気になる時期です。よほどの劣化がなければ塗装でも大丈夫ですが、下地や防水紙の劣化が気になる状態なら塗装ではなく、外壁の張り替えやカバー工法を選んでいただくのが適しています。
  
また、30年を超えれば外壁材の耐用年数も考えなければならない時期にきています。このようにお住まいのメンテナンスを考えるときは、築年数のことも気にして工事方法を選んでいただくことが大切です。

回答③ 安さだけでカバー工法を選ばない

外壁の張り替えとカバー工法を比較したのが左の表です。まず先に結論からお伝えすると、当店では外壁の張り替えをおすすめしております。その理由は、下地の確認なども含めて長い目で見ても耐久性に安心ができるからです。
 
外壁カバー工法は既存外壁の上に新しく外壁を張る工法です。このため、外壁内部にある下地や防水紙は状態を確認できません。まだ築20年未満ならそこまで心配しなくても大丈夫でしょう。ですが、築20年を超えてくるとそろそろ外壁内部の状態が気になる時期です。
 
外壁の張り替えなら既存外壁を剥がして内部の状態を見ることができます。もし、劣化が進んでいる場合は、交換など状態や性能を改善できます。長い目で見れば外壁を張り替えるほうが安心なのです。
 
カバー工法でもう一つ気になることが、不具合が出てきたもしもの時の対応が大変だからです。カバー工法は元々の外壁を覆う構造になっているため、内部に原因があるとせっかく新しくした外壁材を剥がさなければいけません。解体も二重に行うことになりますので、工事費も高くなる傾向です。
 
もちろんカバー工法は費用を抑えて外壁を新しくできるメリットがあります。一概に悪いということではなく、ちゃんと建物に適した方法か判断することが大切です。カバー工法をご検討する際は、安易に安さだけで選ぶのではなく、建物が施工条件に適しているかも確認しましょう。
 

まとめ 外壁リフォームをご検討する際のポイント

ここまで外壁リフォームの① 外壁塗装 ② 張り替え ③ カバー工法の3つについて解説してきました。外壁リフォームをご検討する際にポイントにしていただきたいのがこちらです。
 
・築20年未満なら外壁塗装で問題ない※ただし劣化が進んでいる場合は、外壁の張り替えやカバー工法も検討する
・築20年を超えていれば外壁塗装に加え、外壁の張り替えやカバー工法も検討する
・築30年だと外壁材の耐用年数を迎えるため外壁の張り替えやカバー工法を検討する
・安さだけでカバー工法を選ぶのは注意が必要
・耐久面を重視するなら外壁を貼り替える方が安心
 
お住まいのメンテナンスをされる際は、必ず現地にて建物の状態を調査していることが大切です。とくに調査をせずに「いい塗料だから大丈夫」「カバー工法は安いし、家がきれいになりますよ」と提案する工事店はご注意ください。
 
当社はお客様からお問い合わせをいただいた後に現地にお伺いし、建物の状態などを細かく診断させていただいております。近いうちにお引越しや建て替えをご計画されている際は、適した施工方法も変わってきます。外壁リフォームではお客様の将来のことも踏まえて最適な方法をご提案させていただきます。

 

建物診断や見積もりは無料で実施しておりますので、お住まいのことでなにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。
 
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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