工事業者の選び方③ 「3」という数字には要注意

投稿日:2019年3月15日  更新日:2025年3月30日

外壁塗装や屋根塗装、そのほかのリフォーム工事も含めて、よく目にするのが「3」という数字です。
これからリフォームをご計画されている方は、ぜひ「3」にまつわるお話を一読ください。
 
けっこう気をつけておかなければいけないこともあります。
せっかくお住まいを新しくバージョンアップするのですから、万全に準備してから始めましょう!
 

塗装会社のお見積もり「松竹梅」の3プランには要注意

「うちは3回塗りなんで持ちが違います!」

外壁塗装の見積もりでは、3つの異なるプランを提案されることがよくあります。よく言われる松竹梅ですね。それぞれグレード分けされていますが、いったいどのあたりが違うのでしょうか?
 
よくあるのが塗料の種類です。塗料はウレタン、シリコン、フッ素などグレードがあり、ハイグレードになるほど価格が上がります。
 
例えばこのような感じです。
 
・シリコン塗料:12,000円/一斗缶
・フッ素塗料:30,000円/一斗缶
 
もし塗装面積が100㎡でしたら、メーカーの仕様通りに施工すると塗料の使用量は2缶です。
 
これを算出すると、
 
・シリコン塗料:24,000円
・フッ素塗料:60,000円
 
さて、差額となると、
 
60,000ー24,000=36,000円
 
見積もりを見比べてどうでしょうか。
塗料の差額どおりのプラン分けになっていますか?

各塗料によって仕様が異なるため、塗料の使用量の違いで金額に差が出てきます。
ですが、あまりに金額が離れている場合はプラン内容をよく見比べることが大切です。
 
※ フッ素塗料や無機塗料といったハイグレードな塗料の中には一斗缶1で10万円以上するものもあります。
      また、クリヤー塗料だとシーラーレスになっているため、その部分の金額が影響しています。
 
      屋根材や外壁材など単価が高い製品はさらに金額差が大きくなります。
      見積もりの適正さをご自身だけで判断することは難しいかもしれません。
 
      大事なことは見積もりを1社に絞らずに2〜3社ほど声をかけて相見積もりすることです。
      見積もりで気になることは、他の業者にも相談してみましょう。

3回塗りの落とし穴

もう一つの「3」にまつわるお話をさせていただきます。塗装工事ならよく耳にするのが「3回塗り」です。
 
「うちは3回塗りなんで長持ちしますよ!」
 
このようなフレーズはいくつか業者に声をかけると高い確率で聞くかもしれません。当店も外装工事を行わせていただいておりますので、「3回塗り」というフレーズを言いたくなる気持ちはよくわかります。
 
もちろん「3回塗り」は塗装を行う上で基本的な工程です。塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3工程で行われます。この3工程が3回塗りと言われる所以です。

ただし、気をつけなければならないのが、薄く塗っても3回塗りと言えてしまうことです。
 
ですが、これは間違った施工方法です。
 
塗料には必要な塗膜厚を確保しなければ性能を最大限発揮できません。いくら3回塗っても塗膜が薄ければ性能が落ちてしまいます。
 
塗料はメーカーから施工マニュアルで「こう塗装してください」とちゃんと決まったルールが指示されています。
 
施工マニュアルを守らないと塗装の質が下がり、すぐに剥がれてしまうことになります。やたらと「3回塗り」をアピールする業者は見積もりをよくチェックしておいたほうがいいでしょう。

見積もり提出時の打ち合わせは詳細に話し合いましょう

工事業者の選び方③ 「3」という数字には要注意
お見積もりのお渡しでは工事内容や使用する塗料、複数のプランがあるのなら内容の違いなどを詳しくご説明します。ここで工事内容をまとめたりと打ち合わせを行います。
 
お打ち合わせではお施主様のご希望などをまとめていく大事な時間ですので、話し合われる内容はできるだけ詳細にすることが大切です。見積もりや打ち合わせ内容が曖昧だとお互いに食い違いが生じてトラブルの原因になります。
 
見積もりを見ると「一式」にまとめられてしまっていて、どんな工事をするのかさっぱりわからない見積もりもたまに散見されます。このような曖昧な見積もりを渡す業者は避けることが無難かもしれません。
 
ここまでお話しさせていただきました「3つのプラン」と「3回塗り」は業者と直接対面して、深く話さなければ気がつかないものです。お見積もりのご提出時に行う打ち合わせは、できるだけ詳細に話し合いましょう。
 
お問い合わせからお引き渡しまでの流れはこちらの「お問い合わせからの流れ」でご紹介しております。
疑い始めたら際限がありません。ですが、高額な費用を支払って工事をするのですから、見積もりの内容を細かく確認して、よく業者を見極めることが大切です。業者選びでは相見積もりすることが基本です。1社だけだとその見積もりが適正であるか判断がつきません。屋根工事や外壁塗装などリフォームを行うときは、必ず相見積もりをしてください。
 
また、業者の質を見極めるために、資格を保有しているか、施工実績が豊富にあるか、施工後のアフターフォローが充実しているか、なども大事なことですのでご確認ください。現地調査や見積もりの提出、工事についての打ち合わせなどの対応もチェックしておく大事なポイントです!

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  • 労働安全衛生法による技能講習終了
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