外壁のひび割れは大丈夫?クラックの原因と影響、補修方法を知ろう!
投稿日:2022年4月30日 更新日:2022年5月1日
目次
ふと建物を見たら外壁にひび割れが……
もし外壁にヒビがはいっているのを見つけたらそのままにしていいのか不安ですよね。
外壁のひび割れのことを建築用語でクラックと呼んでいます。
クラックはヒビの深刻度で種類が分けられていて、損傷の程度に合わせて補修する必要があります。
外壁塗装のご依頼をいただいていると外壁にクラックがはいってしまっている建物をよく見かけます。
クラックをそのままにしてしまうと雨漏りなどの被害を受けてしまう恐れもありますから、これからメンテナンス工事を考えている方はクラックとはどんな損傷なのか、補修方法などを知っておきましょう!
それでは外壁のクラックについて解説していきます!
【外壁にひび割れがあるのは大丈夫?クラックには種類がある】
はじめでもお伝えしたようにクラックはヒビの入り方で種類が分けられています。
大きく分けて2つのクラックがあり「構造クラック」と「ヘアークラック」があります。
以下に各クラックの違いをお伝えします。
【ヘアークラックとは?】
ヘアークラックは髪の毛ほどのひび割れで、比較的に軽微な損傷とされています。
構造クラックとの境界は「ヒビの幅0.3mm以下、ヒビ深さ4mm以下」になります。
ヘアークラックの場合は外壁の下地にまでヒビが到達されているわけではなく、塗膜のところで留まっている状態です。
【構造クラックとは?】
構造クラックは外壁内部までヒビが到達してしまっているため緊急度の高い損傷です。
構造クラックと判断されるのは「ヒビの幅0.3mm以上、深さ5mm以上のひび割れ」です。
クラックの状態を調べるにはいろいろな幅のメモリがついているクラックスケールを使います。
調べ方は外壁にクラックスケールを当てがってヒビの幅を調べます。
ただし、クラックの状態はヒビの幅だけでは判断ができませんので、自分だけで判断せずに専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【外壁がひび割れてしまう原因】
外壁がひび割れてしまうと建物は大丈夫なのか不安に思うかもしれません。
外壁はとても硬い素材を使っておりますので、いったいなぜ外壁にヒビがはいってしまうのか疑問に感じるのではないでしょうか。
外壁がひび割れてしまう原因は以下のことがあります。
【外壁がひび割れてしまう原因】
・経年劣化
・地震や強風、車など外からの衝撃や揺れ、振動
・施工不良
揺れや衝撃と聞くと真っ先に浮かぶのは地震かと思います。
しかし、建物は地震だけでなく強風や道路を走る車などからも衝撃を受けています。
地震を含め外からの衝撃は外壁に負荷をかけます。
建物は経年劣化していくものですから次第に強度は低下し、外からの衝撃に耐えきれずヒビがはいってしまうのです。
施工不良の場合は少し状況が違いますのでご注意ください。
施工不良だと比較的に早く症状がでてきます。
工事をしてまだ数ヶ月、数年しか経っていないのだとしたら施工不良が疑われますので、ひび割れを見つけたらなるべく早めに施工してもらった業者に報告しましょう。
当社は工事後もお客様が安心して過ごしていただけるようにアフターフォローを実施しております。
詳しくはこちらの「定期訪問サポート」をご覧ください。
【ひび割れているとどんな影響がある?雨漏りに注意!】
外壁にヒビがはいっていると建物の劣化を早めて寿命を縮めてしまう恐れがあります。
被害の中でも雨漏りには注意しましょう。
一度でも雨漏りしてしまうと被害はとても甚大です。
構造体の腐食、シロアリ被害、内装材の損傷、家電や家具の故障、カビの発生、電気配線のショートによる火事など多大な被害と修理する工事規模も大きくなります。
これからも長く建物を使っていくためにも雨漏りには注意し、日頃から問題がないか見ておくことをおすすめします。
雨漏りについてはこちらの「雨漏りかもと思ったらするべきこと」をご参考にしてください。
【クラックの補修方法】
ヘアークラックと構造クラックは損傷の大きさが違いますので、それぞれ補修方法も異なります。
以下に各クラックの補修方法を解説していきます。
【ヘアークラックの補修方法】
ヘアークラックは軽微な損傷ではありますが、塗膜がひび割れてしまっているため水が染み込みやすくなっています。
軽い損傷とはいえそのままにしておくと下地にまで水が染み込み塗装が剥がれやすくなりますので、ヘアークラックもなるべく早めに補修しておくことをおすすめします。
ヘアークラックの補修は、プライマーやフィラーなどを塗布するか、コーキング(シーリングとも呼びます)を充填してヒビを埋めます。
外壁材の種類によってはフィラーのような弾性塗料が使えませんので、状況に応じて補修方法を決めていきます。
【構造クラックの補修方法】
構造クラックは外壁内部までヒビが入っているため表面だけ直しても意味がありません。
ちゃんとヒビが入っているところから直す必要がありますので、最初にヒビの入っている外壁をディスクサンダーでカットします。
外壁をカットすることをUカットまたはVカットと呼んでいます。(U字にカットしたのをUカット、V字にカットしたのをVカット)
カットした外壁にコーキングや樹脂モルタルを充填し外壁を平滑にします。
構造クラックの補修は外壁の模様を壊してしまっているため、補修後は既存の模様に合わせて塗装する必要があります。
クラック補修については「外壁塗装・屋根塗装の下地処理の重要性」でもお伝えしておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
【外壁のひび割れを見つけたら、まずは建物点検を実施ください!】
クラックは見ただけでどれくらい深刻なのか判断することが難しいですから、外壁のひび割れを見つけたら、まずは専門業者に状態を見てもらうことをおすすめします。
当社は無料で建物診断を行っており、クラック補修など外装工事を得意としております。
お客様にも立ち会ってもらって建物の状態や必要なメンテナンスなどをご説明させていただきますので、メンテナンス工事をお考えの方はぜひ無料診断をご利用ください。
無料診断の詳しいことについてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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