東大和市の外壁塗装・屋根塗装専門店【株式会社西武建装－塗り猿－】東村山市、東久留米市、清瀬市、小平市、武蔵村山市

サイディングには窯業系から金属系、木質系、樹脂系など種類も様々。

サイディングとは板状に成型された外壁材のことで、上記のような原料の違いがあります。

 

こちらでは住宅に多く普及する窯業系サイディングを中心にお話しさせていただきます。

窯業系サイディングも定期的なメンテナンスが必要であり、築年数と状態に応じて適切なメンテナンスを行います

 

本記事では、窯業系サイディングのメンテナンススケジュールと各メンテナンスについて解説します。

 

窯業系サイディングはセメントと繊維質を混ぜ合わせた板状の外壁材です。

外壁表面には意匠性に優れるデザインを施しているものが多く、石目調やレンガ調など豊富なデザインが各メーカーから販売されています。

 

窯業系サイディングは昔から用いられているモルタルや漆喰のような湿式工法とは異なり、工場生産され、金具などで張り付けていく乾式工法が採用されています。

工場での生産・管理による品質の安定性と均等な品質で施工できることから施工者の技量に左右されにくいこと、工期を短縮できることなどの利点があります。

 

建物は常に風雨や太陽光、車の排気ガスなどの汚染物などにさらされています。

年数とともに劣化が進行するため、性能を保つためには適切なメンテナンスを行なっていかなければなりません。

 

・機能や性能を発揮させるため

・不具合を未然に防ぐため

・寿命を延ばすため

 

大切なお住まいの長寿命化を実現させることが維持管理の目的であり、具体的に上記のような目的で定期的にメンテナンスを行います。

 

メンテナンスというと外壁塗装や張り替えなどがまっさきに思い浮かびますが、日頃のお手入れも窯業系サイディングを長持ちさせる一助となります。

 

日常のお手入れには「清掃」があります。

汚れが付いている場合はホースや雑巾などで塗膜を傷つけないように定期的に水洗いを行いください。

 

落ちにくい汚れがある場合は、やわらかいブラシを使用しましょう。

高圧洗浄やスチーム洗浄などは塗膜を傷つける恐れがありますのでご使用はお避けください。

 

藻やコケが見られたら、中性洗剤を用いてやわらかいブラシややわらかい布で水洗いしてください。

ただし、色素のある藻やカビは跡が残る可能性があり、漂白作用のある薬剤だと跡も残りにくいですが、窯業系サイディング自体を傷めてしまう危険性があります。

 

ご使用される際は事前に目立たない箇所に試し洗いして問題ないことを確認してから実施してください。

土台水切りなどの金属部材に薬剤が残留すると変色やサビの原因になるためこちらも注意しましょう。

 

10年目	20年目	30年目
・点検 ・補修 ・外壁塗装 ・コーキングの打ち替え	・点検 ・補修 ・外壁塗装 ※状態に応じて外壁の張り替え ・コーキングの打ち替え	・点検 ・補修 ・外壁の張り替え ・コーキングの打ち替え

 

日本の戸建て住宅の平均寿命は約30年（平均居住年数）なため、上記の表は30年間を想定したメンテナンススケジュールです。

築20年目以降は防水紙の寿命を考える必要があるため、外壁内部の状態に応じて塗装の他に外壁の張り替えもご検討していただきます。

 

窯業系サイディング表面は防水機能を保つために塗装が施されています。

塗装はグレードによって各サイディングで違いがあり、グレードが高いものほど塗装サイクルが長くなります。

 

塗装が劣化すると水が染み込んでくるため、状態を保つために定期的に塗装します。

窯業系サイディングはデザイン性を活かすために無色透明のクリア塗料がよく選ばれます。

外壁の他に雨樋や破風板、軒天井などの付帯部も忘れずに塗装を行いください。

 

具体的な塗装時期はお住まいに使われている外壁材を元にご計画していただくことをおすすめします。

また、色褪せや汚れの付着、チョーキングなども塗装を考えていただく大事なサインです。

 

外壁塗装のタイミングや塗装時の注意点については以下の記事をご覧ください。

 

外壁塗装の最適なタイミングを解説！

 

外壁塗装の劣化症状は塗り替えのサイン！見逃したくない劣化症状をご紹介

 

難付着サイディングの塗装にご注意！難付着サイディングの見分け方と塗装方法を解説！

 

目地や窓まわり、継ぎ目などから水の侵入を防ぐためにコーキングが充填されています。

ひび割れ、痩せ（縮み）、剥離などの劣化症状が出てくるため、定期的に打ち替える必要があります。

 

コーキングは一般的なものだと10年程度が耐用年数ですが、現在では耐久性を高めた長寿命なコーキングも登場しております。

高耐久コーキングならメンテナンスサイクルを延ばすことが可能です。

 

当店でも高耐久コーキングをご用意しております。

詳しくはこちらの「オートンイクシード」をご覧ください。

 

外壁内部の下地や防水紙の劣化または寿命が見られる場合は、塗装ではなく外壁の張り替えをご検討ください。

防水紙の劣化は雨漏りのリスクを高めます。

 

雨漏りは建物に甚大な被害を与えてしまいます。

被害が出ないように適切な時期に外壁内部から新しくしましょう。

 

外壁材のメンテナンスについてはこちらの「外壁材のメンテナンススケジュール」もご参考にしてください。

 

ここまで窯業系サイディングのメンテナンススケジュールについてお話しさせていただきました。

大切なお住まいを長く保つためには適切なタイミングでメンテナンスを行うことが大事です。

 

定期的な点検が問題を早期に発見し、最適なタイミングでメンテナンスを行えます。

建物は毎日のようにダメージを負っておりますので、10年くらいを目安に定期的に点検の実施をおすすめします。

 

西武建装では建物診断や見積もりを無料で行っております。

建物の状態やメンテナンスのタイミングなど気になっていることがありましたらお気軽にご相談ください！

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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