外壁塗装の最適なタイミングを解説!
投稿日:2023年11月29日
目次
塗装は大切なお住まいを守るために必要なメンテナンス工事。
新築でも一度塗装した建物でも、塗装が古くなれば再塗装する必要があります。
塗装が古くなれば雨や風、太陽光などによってダメージが蓄積し、建物の老朽化を早めてしまいます。
長期的に建物をご使用いただくためにも、タイミングよく外壁塗装をすることがとても大切なのです。
そこで気になるのが「外壁塗装をいつすればいいのか?」です。
本日は外壁塗装を行うタイミングについて解説いたします。
【外壁塗装はいつすればいい?】
「新築ではじめて外壁塗装をされる方」と「一度外壁塗装をされていて2回目以降の塗装を考えている方」で外壁塗装を考えていただく時期が異なりますので、次の項で具体的に解説いたします。
【新築は10年目が外壁塗装のタイミング】
新築は一般的に10年目が外壁塗装を考えていただくタイミングとなります。
新築後、10年点検を実施する会社もありますので、このタイミングで外壁塗装が必要か相談してみるのもいいでしょう。
ただし、現在の外壁材は性能も向上しておりますので、10年目に必ず塗装が必要とは一概に言えません。
フッ素コーティングや無機コーティングなど20年以上塗装しなくてもいい外壁材もあります。
はじめて外壁塗装をされる方は、いつ塗装すればいいか分かるように、使われている外壁材を確かめておきましょう。
【2回目以降の外壁塗装は塗料の性能で時期が変わる】
2回目以降の外壁塗装は、前回に使用した塗料の耐用年数が工事のタイミングです。
もしかすると、また外壁塗装が必要になることに驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
戸建住宅の一般的な平均寿命は30年です。
その間に外壁塗装は2〜3回ほど行うことになります。
塗料の耐用年数が長いほど塗装工事をする回数が減りますので、塗装サイクルを少なくしたい方は、フッ素塗料など耐用年数の長い塗料で塗装するのがおすすめです。
新築や2回目以降の塗装については「「新築」と「塗装後」で耐用年数の基準が変わる!」で詳しく解説しておりますので、良ければこちらもご覧ください。
【時期どおりに外壁塗装をするメリット】
建物は塗装で保護されています。
その塗装が古くなれば風雨や太陽光などから建物を守れなくなり、老朽化を早めてしまいます。
時期どおりに外壁塗装をすることで、建物の美観性を保ち、余計な不具合を起こさず工事費の負担も軽減できます。
裏を返せば塗装時期を間違えてしまうと、劣化が進んで被害を広げてしまい、工事費の負担も大きくなるということです。
長期的に建物をご使用いただくためには、外壁塗装を行うタイミングが非常に重要なのです。
【こんな症状があったら外壁塗装を!】
「10年たっていないけれど、なんだか汚れが目立ってきた」
「外壁を触ったら白い粉がついた」
など建物に変化が現れた時も外壁塗装を考えていただくタイミングです。
これからご紹介する劣化症状は外壁塗装を考えていただくサインとなりますので、見逃さないように注意しましょう。
【色褪せ】
塗装は紫外線に触れることで劣化が進みます。
色褪せは塗装が劣化している初期の段階。
全体的に色ムラが出ている場合は、塗装の劣化が始まっているサインです。
【チョーキング】
チョーキングは塗装の樹脂が破壊されて、顔料が浮き出てきている状態です。
外壁に触れた時に白い粉が付いた場合は、チョーキングが発生しています。
確認しやすい症状なので、色褪せが起きている場合は、外壁を触ってみてチョーキングが発生していないか確認してみましょう。
チョーキングについてはこちらの「チョーキング現象が起きたら外壁塗装の時期!」をご覧ください。
【汚れや藻、カビの付着】
塗装が劣化すると水が染み込みやすくなり、保水性が高くなります。
保水性が高いと汚れが落ちにくくなり、雨垂れ跡など黒く汚れた跡が残ります。
また、コケやカビも発生しやすくなり、建物の美観性が低下します。
【クラック】
クラックとはひび割れのことです。
クラックの中でも構造クラックは、建物の耐震性に関わることなので、緊急性の高い状態です。
なるべくクラックが発生する前に塗装するのが望ましいです。
クラックについてはこちらの「外壁のひび割れは大丈夫?クラックの原因と影響、補修方法を知ろう!」をご覧ください。
【塗膜の剥がれ】
塗装の劣化過程で最終段階にあるのが、塗膜の剥がれです。
塗膜が剥がれると外壁や素材の素地が露出するため、受けるダメージはさらに大きくなります。
外壁の崩落、雨漏りなど大きな被害を起こすリスクが高くなりますのでご注意ください。
建物が劣化する原因についてはこちらの「建物が劣化してしまう原因とは?」をご覧ください。
【外壁塗装に適している季節】
外壁塗装を考えていただく際にもう一つ気になるのが「季節」です。
できるなら工事しやすい季節を選びたいという方も多くいらっしゃるかと思います。
外壁塗装しやすい季節は「春」と「秋」です。
「春」と「秋」は天候が穏やかで安定し、気温も極端に暑くなることも寒くなることもありません。
ただし、工事しやすい季節ということから、この時期は繁忙期になります。
工事のご依頼が集中しますので、この時期をご希望される方は、早めに動き出す必要があります。
外壁塗装は基本的に一年を通してできる工事です。
どの季節に行っても適切に施工されていれば塗装の質を落とすことはありません。
季節を重視するばかりに、劣化が進んでしまっては本末転倒ですから、建物の状態も考慮して工事時期をご計画ください。
【外壁塗装をするなら必ず建物診断をしましょう!】
いかがでしたか?
外壁塗装を考えていただくタイミングは「年数の経過(新築は10年目、2回目以降は塗料の耐用年数)」と「劣化症状」がポイントです。
「外壁材の種類が分からない」
「前回に使用した塗料の種類が分からない」
「仕様書や見積書をなくしてしまった」
このようなこともあります。
外壁塗装をする際は、必ず建物診断を実施ください。
分からないまま工事してしまうと大きな失敗につながってしまいます。
建物ごとに環境、劣化の進行具合、仕様などが違います。
条件に適した塗料選びと工事計画を行っていく必要がありますので、これから外壁塗装をお考えの方は、必ず建物診断を行なってください。
西武建装は無料で建物診断を実施しております。
診断後はお客様のご要望に沿って最適な工事プランをご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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