屋根塗装での下塗りの重要性と役割について解説!

投稿日:2025年10月30日

屋根塗装でも外壁と同じように下塗り・中塗り・上塗りの3工程が絶対に外せません。

とくに屋根では風雨など劣化しやすい環境にさらされているため、塗装の土台がとても重要な役割を担っています。

 

本記事ではこれから屋根塗装をご計画されている方に向けて、屋根塗装での下塗りについてお伝えさせていただきます。

 

屋根塗装の工程

屋根塗装での下塗りの重要性と役割について解説!

まずは簡単に屋根塗装の工程をチェックしましょう。

 

1:足場の組み立て設置

2:高圧洗浄

3:下地処理

4:下塗り

5:縁切り タスペーサー設置

6:中塗り〜上塗り

7:仕上がりの確認

8:足場の撤去解体

9:お引き渡し

 

下塗りは下地処理を終えた後に行う塗装1回目の工程です。

屋根塗装の工程については「屋根塗装の工程と流れを写真付きで徹底解説!」で詳しく解説しておりますので、よければこちらもご一緒にご覧ください。

 

屋根塗装での下塗りの役割

屋根塗装での下塗りの重要性と役割について解説!

下塗りの主な役割はこちらの3つがあります。

 

役割① 塗料の密着性を高める

役割② 上塗り塗料の吸い込みを抑える

役割③ 機能性を付加させる

 

塗装の土台となる大事な工程なため、適切な施工が求められます。

それでは以下に下塗りの役割についてご説明します。

 

役割① 塗料の密着性を高める

屋根塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗装を行われますが、どれも同じ塗料を塗るわけではありません

この3工程の中で下塗りだけはシーラーなどの下塗り材を使います

下塗り材には塗料の密着性を高める効果があり、塗装を剥がれにくくします

 

役割② 上塗り塗料の吸い込みを抑える

塗料は素地に吸収されるため、下塗りなしで上塗り材を塗ると素地に塗料が吸い込まれて均一な色に仕上がりません。

下塗りには素地に膜を張ることでこの後の上塗り材の吸い込みを防ぎ、色ムラを抑える効果があります。

 

役割③ 機能性を付加させる

下塗り塗料は下地への密着性を高めるだけでなく、遮熱性などの機能性を付加させる塗料もあります。

遮熱塗料の場合は専用の下塗り材を使わないと本来の性能を発揮できないものもありますので、適切な材料選定が重要です。

 

厳しい環境にさらされる屋根こそ下塗りは念入りに!

屋根塗装での下塗りの重要性と役割について解説!

上記の役割のとおり、下塗りすることで下地への密着性が高まり、塗装を長く定着できます。

塗装の土台となる工程なので、下塗りが適切に行われていないと期待どおりの品質を保てないでしょう。

 

とくに屋根は太陽の紫外線や雨、風など厳しい環境にさらされています

外壁など他のところよりも劣化しやすい環境にありますので、屋根こそ下塗りを徹底している必要があります

 

屋根の劣化症状についてはこちらの「屋根の見逃したくない劣化症状と対策」をご覧ください。

 

棟板金や水切りなどの鉄部材は錆止め塗料で下塗り

屋根塗装での下塗りの重要性と役割について解説!

屋根には棟板金や水切りなどの鉄部材があります。

鉄は水や空気に触れることで錆を発生させるため、屋根塗装ではこれらの鉄部材も一緒に塗装します。

 

棟板金や水切りなどの部材も下地処理した後に下塗りを行います。

ですが、屋根材に塗る下塗り材とは異なり、棟板金などの鉄部材には鉄用の下塗り材を塗るのが一般的です。

 

鉄用の下塗り材はプライマーを使うのが一般的で、シーラーと同様に下地への密着性を高める効果があり、さらに錆の発生を防ぐことができます

 

棟板金は風の影響を強く受けるところで、風に飛ばされてしまう被害が毎年起きています

サビが発生していると被害を受けやすくなってしまいますから、錆びる前に点検と状態に応じて塗装などのメンテナンスを行いください。

 

棟板金についてはこちらの「棟板金の被害を防ぐ対策とメンテナンス方法」をご覧ください。

 

手抜きを防ぐ対策

屋根塗装での下塗りの重要性と役割について解説!

屋根塗装で気をつけていただきたいのが手抜き工事です。

下塗りは上塗りした後に隠れてしまうため、工程が見えないことをいいことに下塗りを省くトラブルがあります。

 

また、屋根上での作業はお施主様側から作業が見えにくいこともあって、手抜きしやすい環境にあります。

 

ですが、これまでお話ししてきたとおり、下塗りは塗装の土台となるため、この工程を省いてしまうと想定よりも早くに塗装が剥がれてしまいます。

 

下塗りなど工程を省くといった手抜きをされてしまわないように、お施主様ご自身でも対策を行なっておくことが大切です。

 

手抜き工事を防ぐ対策には、

 

・業者と綿密に打ち合わせを行う

・工事内容や使用する材料などを把握する

・見積もりの内訳を細かくチェックする

・作業の進捗がわかるように、毎日作業報告してもらう

・工程表をもらう

・施工写真を撮ってもらう

・アフターフォローや工事保証を確認する

 

などがあります。

 

下塗りは塗装が仕上がると後から確認ができなくなります。

ちゃんと下塗りしたのかわかるように、施工写真に残しておくと作業内容がわかって安心です。

 

まとめ|西武建装では高品質な屋根塗装工事をご提供いたします!

屋根塗装での下塗りの重要性と役割について解説!

ここまで屋根塗装の下塗りについてお話しさせていただきました。

 

屋根塗装での下塗りは、

 

① 塗料の密着性を高める

② 上塗り塗料の吸い込みを抑える

③ 機能性を付加させる

 

の3つの役割を担い、塗装の土台となるとても重要な工程となっています。

 

下塗りの有無が塗装の耐久性に大きく影響します。

工程を隠せてしまえて手抜きにつながりやすいことにもご注意ください。

 

西武建装ではお客様に安心して工事を任せていただけるように、毎日の作業報告や工事写真のお渡し、アフターフォローなどを徹底しております。

 

これから屋根塗装をご計画されている方は、ぜひ当店にお任せください!

 

建物診断や見積もりは無料で行っております。

詳しくはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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