外壁材のメンテナンススケジュール
投稿日:2024年2月14日
目次
外壁材には耐用年数がありますが、それまでなにもしなくてもいいというわけではありません。
年数の経過や状態によっては、外壁材を張り替える必要がでてくるでしょう。
劣化による被害を防ぎ、長期的にご使用いただくためには、適切な時期にメンテナンスを行うことです。
本記事では外壁材のメンテナンススケジュールについてお伝えします。
【各外壁材の耐用年数】
【外壁材の種類】 |
【耐用年数】 |
モルタル | 30年 |
窯業系サイディング | 30年 |
金属系サイディング | 40年 |
ALCボード | 60年 |
コンクリート |
60年〜 |
外壁材の種類で耐用年数、メンテナンス時期、工事内容などが異なります。
ですが、どの外壁材も言えることが、耐用年数を迎える間に状態に応じたメンテナンスを適切に行なっていかなければならないということです。
耐用年数という響きからその間はなにも手を付けなくてもいいと感じてしまうかもしれませんが、外壁の性能を維持するためには定期的に適切なメンテナンスが重要です。
年数が経てば劣化も進みます。
そのまま放置してしまうと建物の老朽化を早めて想定するよりも壽命がきてしまいますのでご注意ください。
劣化症状についてはこちらの「こんな症状には要注意」をご覧ください。
【外壁材の一般的なメンテナンススケジュール】
10年目 | 20年目 | 30年目 |
・外壁塗装 ・コーキング工事 ・補修 |
・外壁塗装 ・コーキング工事 ・補修 |
・外壁塗装or張り替え ・コーキング工事 ・補修 |
こちらが外壁材の一般的なメンテナンススケジュールです。
以下に10年目、20年目、30年目で行うことについてお伝えします。
【外壁塗装をする目的】
外壁塗装で使用する塗料は、樹脂を主原料とする樹脂塗料を使用します。
樹脂塗料は硬化すると膜をつくり、風雨や太陽光などによる摩耗から建物を保護します。
また、建物の美観性と機能性を向上・改善する目的もあります。
外壁塗装をする目的についてはこちらの「外壁塗装は「美観性の向上」と「建物の保護」が目的」をご覧ください。
【20年目からは下地などの内部のメンテナンスも視野に】
1回目の外壁塗装で使用した塗料によって2回目以降の塗装時期が変わることにご注意ください。
ウレタンやシリコン、フッ素などの各塗料は、それぞれ耐用年数が異なります。
【塗料の種類】 | 【耐用年数】 |
アクリル塗料 |
5〜7年 |
ウレタン塗料 |
7〜10年 |
シリコン塗料 | 10〜15年 |
フッ素塗料 |
15年〜 |
塗料の詳しいことについてはこちらの「塗料について」をご覧ください。
2回目以降の外壁塗装は、前回の塗装で使用した塗料の耐用年数を目安にご計画ください。
20年目以降になると表面に見える部分以外に内部の劣化も進んできます。
外壁塗装の他に下地の補修など内部のメンテナンスも行いください。
【30年目は外壁材の張り替え時期】
30年目になると、今度は外壁材の張り替えを視野にいれる時期です。
ALCなどの耐用年数が長い外壁材ならまだ大丈夫と思うかもしれませんが、外壁材の下にある防水紙が壽命にきている可能性があります。
防水紙が劣化していると水が染み込みやすくなり、雨漏りを引き起こすリスクが高くなります。
防水紙は早いと20年目あたりから張り替えを検討することになるため、建物の状態を的確に判断し、状態に応じた適切なメンテナンスを行う必要があります。
【建物の老朽化を防ぐ定期点検】
建物は適切な維持管理(点検とメンテナンス)を繰り返すことで老朽化を遅らせ、資産価値の維持にもつながります。
適切な時期にメンテナンスを行うには、定期的な点検の実施をおすすめします。
【点検項目】 | 【メンテナンス方法】 |
塗膜の劣化、色褪せ、チョーキング | 外壁塗装 |
藻やカビの発生 | 洗浄または外壁塗装 |
汚れの目立ち | 洗浄または外壁塗装 |
コーキングのひび割れ、縮み、剥離 | コーキングの打ち替え |
外壁材のクラック、破損 | 部分補修、塗装、張り替え |
外壁材の崩落 |
補強、部分張り替え、全張り替え |
外壁ビスの浮き、抜け | 打ち戻し、打ち直し |
上記の表は点検項目と症状に応じたメンテナンス方法です。
劣化が進むにつれて被害は大きくなりますので、状態が悪くなる前にメンテナンスすることが大切です。
問題を早期に発見するためには、定期的な点検が効果的です。
外壁塗装のタイミングについてはこちらの「外壁塗装の最適なタイミングを解説!」をご覧ください。
【日頃のお手入れが外壁材を長持ちさせます!】
外壁塗装や張り替え、コーキング工事などは、専門業者でなければ行えませんが、お施主様ご自身でもできるお手入れがあります。
それは「水洗い」です。
砂埃や藻、カビなどの汚れは劣化を早める原因の一つです。
定期的に水洗いをして汚れを落とすことで、外壁材の長寿命化につながります。
ただし、外壁材を傷めてしまわないように、事前に専門業者に相談して、きちんと適切なお手入れ方法を理解してから行いください。
シンナーなどの溶剤、金属たわしなどの硬いブラシ、高圧洗浄などは、塗膜面を傷つける恐れがありますので、ご使用をお避けください。
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