東大和市の外壁塗装・屋根塗装専門店【株式会社西武建装－塗り猿－】東村山市、東久留米市、清瀬市、小平市、武蔵村山市

本日の現場レポートは東京都立川市の現場の続きをお伝えします。

前回ではUカットとプライマーの塗布までをお伝えしました。

この後の作業はシーリング剤の充填です。

シーリングのことをコーキングとも呼びます。

防水工事にシーリング剤はよく使われ、屋外の他に屋内のキッチンやお風呂などの水回りにも使われます。

硬化する前は粘り気のある質感ですが、時間が経つと硬化してゴムのように弾力が出ます。

撥水性があり、水の浸透を防ぐため、水が入ってしまう隙間や継ぎ目にシーリングを打って防水しています。

シーリングについてはこちらの「オートンイクシード」をご覧ください。

シーリング剤の充填

シーリングの充填にはコーキングガンという専用の道具を使います。

シーリング剤も含めてコーキングガンもホームセンターで販売されていますので、手軽に購入することができます。

Uカットしたところにシーリング材を充填。

この時に注意することは、シーリングが硬化すると痩せが生じますので充填する量が少なくならないようにすることです。

シーリングの充填量が少ないと段差ができて外壁が窪んでしまい、水も壁内に浸透していきます。

壁内に水が流れていくと雨漏りを引き起こす恐れがありますので、ちゃんと防水されるようにシーリング剤を充填することが大切です。

シーリング剤を充填できたら、次はヘラで表面を整えてあげます。

コーキングガンで打ったままだと表面は凹凸があり見栄えが良くありません。

ヘラで平らに均してあげると見栄えも良くなり綺麗に仕上がります。

ヘラは種類があり、こちらの現場で使ったヘラはスポンジがついているタイプです。

ヘラになっているところにスポンジがついていると均しやすくなり、綺麗に仕上げることができます。

ヘラで綺麗に表面を整えたらシーリングの充填は完了です。

上記の写真は施工後になります。

もちろんこのままだと補修跡が目立って見栄えは良くありません。

この後は塗装を行なっていきますので、塗装後は補修跡も目立たなくなります。

シーリングは時間が経つと硬化してきますので、固まる前に仕上げることが大切です。

防水の不具合は雨漏りを引き起こす恐れが……

シーリングは経年劣化を起こし、ひび割れや伸縮による隙間などが生じます。

シーリングの劣化は水の侵入口となりますので、状態が悪くなると雨漏りを引き起こしてしまう恐れが……。

雨漏りは建物の性能を著しく落としてしまいますので、雨漏りを引き起こさないために定期的にメンテナンスしておくことです。

雨漏りの詳しいことについてはこちらの「雨漏りスピード補修」でお伝えしておりますので、ぜひこちらもご参考にしてください。

防水に関わることは極力DIYで行わないことをお勧めします。

他にもDIYをお勧めできないことをこちらの「外壁塗装・屋根塗装を自分でDIYできるか」でお伝えしておりますので、ぜひご参考にしてください。

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