ラジカル制御型塗料とは?劣化を抑制する仕組みやメリット・デメリットを解説
投稿日:2026年1月30日 更新日:2026年1月31日
目次
塗料にはいろんな種類がありますが、「ラジカル制御型塗料」はご存知ですか?
ウレタンやシリコン、フッ素などの「主原料の樹脂の違い」はある程度イメージできるかもしれません。
ですが、「ラジカル」といういかにも専用用語だといったいどんな意味があるのかわかりませんよね。
ラジカル制御型塗料は、特殊な酸化チタンと光安定剤(HALS)を配合することで塗膜劣化の促進を抑制する機能を持った塗料。
近年では主流の塗料として選ばれることが多くなっています。
外壁塗料にはいろんな種類がありますので、ぜひラジカル制御型塗料についても知識を深めておきましょう。
こちらの記事では、ラジカル制御型塗料の特徴や仕組み、メリット・デメリットについて解説いたします。
ラジカル制御型塗料とは?劣化を抑制する機能の仕組み

ラジカル制御型塗料は近年に登場した比較的新しい機能性塗料です。
外壁塗料にはシリコンやフッ素、無機などがありますが、これらは主原料となる樹脂の違いです。
塗料の種類についてはこちらの「外壁塗装を始める前に知っておきたい塗料の種類」をご覧ください。
ラジカル制御型塗料にもシリコンやフッ素、無機などの樹脂の違いがあります。
それでは他の塗料とどんな違いがあるかというと、名称にある「ラジカルを制御する」という特徴的な機能があります。
ラジカルとは、塗料に配合される白色顔料の酸化チタンが太陽の紫外線に触れた時に発生する劣化因子のことです。
ラジカルが発生すると塗膜の樹脂結合が破壊されて劣化を促進、チョーキングや色褪せを引き起こします。
ラジカル制御型塗料は、この劣化因子であるラジカルの発生を抑制し、塗膜の寿命を長持ちさせます。
ポイントはラジカルの発生を抑制する特殊な酸化チタンです。
ラジカル制御型塗料に採用されている酸化チタンは、バリア層でラジカルの放出を防ぎ、わずかに発生したラジカルは光安定剤(HALS)が捕獲して塗膜の劣化促進を防ぎます。
ラジカル制御型塗料の耐用年数とコストパフォーマンスの相関

主流な塗料はコストパフォーマンスに優れます。
現在ではシリコン塗料が主流で、耐用年数は10〜15年ほどです。
コストパフォーマンスを重視する際にラジカル制御型塗料も候補に上がります。
その理由は、従来のシリコン塗料と同等の価格でありながらも2〜3年ほど寿命が長いからです。
ラジカル制御型塗料の耐用年数は13〜16年ほどが想定されています。
外壁塗装は一度行えば終わりというものではなく、30年間で2〜3回行うのが一般的です。
メンテナンスサイクルが長期化すると塗装頻度を減らすことができ、ライフサイクルコストの低減が期待できます。
下地を選ばない汎用性と施工上の特性

ラジカル制御型塗料は汎用性が高いこともメリットです。
適用下地は、コンクリート、モルタル、サイディング、ALC、木部、金属部(鉄部)と幅広く、一般的な建物(戸建て住宅やマンション、アパートなど)ならほとんど困りません。
塗料は溶剤系と水性がありますが、ラジカル制御型塗料は水性が主流で、環境にやさしいことも工事では扱いやすい利点です。
溶剤系は独特なシンナーの刺激臭を発しますが、水性塗料なら臭いの放出が抑えられています。
住宅密集地での施工では臭いが少ない塗料が重宝され、施工環境に適しています。
ラジカル制御型塗料はチョーキングが起こりにくい

外壁に触れたときに白い粉状のものが付いた体験はありませんか?
これは塗膜が劣化して起こるチョーキング現象というものです。
チョーキング現象は塗膜が劣化して顔料が表面に浮き出てくる現象のこと。
もちろん原因は紫外線にあります。
ラジカル制御型塗料は紫外線によって発生するラジカルが抑制され、優れた耐候性を発揮します。
これはチョーキング現象が起こりにくいということを示しています。
チョーキングについてはこちらの「チョーキング現象が起きたら外壁塗装の時期!」をご覧ください。
ラジカル制御型塗料をご検討の際に注意すべきデメリットと制限事項

ラジカル制御型塗料で気になることがいくつかあります。
その一つが「実績が少ない」ことです。
塗料メーカーが示す公称値はあくまでも試験結果による評価値です。
市場に販売されてから比較的新しい塗料なため、実地での長期的な実績データはまだ多くありません。
実績はある程度の年数が経たなければ証明できるものではありません。
より信用できる塗料をご希望なら、ロングセラー品や大手塗料メーカーの製品を選んでいただくのがおすすめです。
もう一つ気になるのが「色とラジカル制御技術の恩恵が制限されること」です。
ラジカル制御型塗料はラジカルの拡散を防ぐ機能を持っています。
もともと酸化チタンの含有量が少ない濃色だとラジカル制御技術の恩恵が限定的になります。
ホワイトやベージュ、ライトグレーなどの淡色は酸化チタンを多く含有するため、ラジカル制御技術の恩恵を最大化できますが、ブラックなどの濃色ではその機能が活かされません。
外壁目地の選び方についてはこちらの「外壁塗料を選ぶときに重視していただきたい3つのポイント」をご参考にしてください。
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ラジカル制御型塗料はコストパフォーマンスに優れており、近年では採用されることの多い外壁塗料です。
塗装サイクルが長期化できることで、ライフサイクルコストの低減にもつながります。
・塗装する頻度を減らしたい
・コストを抑えて塗装したい
・安定した性能を重視したい
・淡色を選びたい
このようなご希望がある場合は、ラジカル制御型塗料がおすすめです。
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