外壁塗装の吹き付け塗装とは?
投稿日:2021年10月31日 更新日:2021年11月1日
外壁塗装のことを調べていたら「吹き付け塗装」という言葉を目にしたことはないでしょうか?外壁塗装のやり方にはローラー塗りやハケ塗りなどがあり、その塗装方法の一つにあるのが吹き付け塗装です。これから外壁塗装をお考えの方は吹き付け塗装というのがどんな塗装なのか知っておくと工事の時に役立ちますので、ポイントを押さえておきましょう!
【吹付塗装とは?】
吹き付け塗装はスプレーガンという機械を使って塗装する方法です。スプレーガンにあるカップに塗料を入れて、空気を含ませて霧状に塗料を吹き付けて塗装をします。外壁に模様をつけるときにも吹き付け塗装で行い、意匠性に優れた仕上がりができます。(主にモルタル外壁に行います)
また、塗装範囲が広いため塗布面が広い場所は効率良く作業ができます。塗膜の均一化もしやすいですが、塗布量の調整やスプレーガンの扱い方が重要となってきますので、吹き付け塗装を行うには高い技術が必要になります。塗料を吹き付けて塗装するため、作業を行うときは必ず養生をしておくことも大切です。吹き付け塗装は塗料が飛散しやすいため、周りを汚してしまわないように配慮する必要があります。
【吹き付け塗装が必要なときは?】
通常、外壁塗装はローラーを使って塗装することが多いです。それでは吹き付け塗装で行うときは一体どんな場面かというと以下のときに吹き付け塗装を行います。
・外壁に模様をつけるとき
・吹き付け塗装の指定がある塗料を使うとき
・塗布面が広いとき
【外壁に模様をつけるとき】
主にモルタル外壁のケースです。モルタル外壁にはさまざまな模様が付けられていて、吹き付け塗装で仕上げられています。外壁塗装でよく行うのが外壁補修で模様が損なわれてしまったときです。このようなケースでは外壁を補修した後に、吹き付け塗装で模様をつけて、その後にローラーで塗装をしていきます。
【吹き付け塗装の指定がある塗料を使うとき】
塗料によっては吹き付け塗装で仕上げるように指定されている塗料があります。吹き付け塗装を指定する塗料は、塗料の中に天然石を混ぜた意匠性の高い塗料が多いです。凹凸ができて立体感のある仕上がりが特徴です。
【塗布面が広いとき】
雨戸やシャッターを塗装するときは、塗装範囲が広いため吹き付け塗装で仕上げることがあります。ローラーやハケを使うよりも早く塗装ができて作業効率を上げることができます。(ただしムラができてしまうリスクがありますので、技術のある職人が行う必要があります)
【外壁補修を含む吹き付け塗装の工程】
外壁のクラックが出ていると模様が壊れてしまっていたり、塗装が剥がれてしまっていたりしますので、新しく吹き付け塗装をして模様をつける必要があります。外壁補修を含む吹き付け塗装の工程は以下のように進みます。
1:グラインダーでクラックをVカット(またはUカット)する
2:切断したところの清掃
3:プライマーの塗布
4:コーキング充填・モルタル塗り
5:吹き付け塗装
6:シーラー塗布(下塗り)
7:仕上げ剤塗布(中塗り~上塗り)
損傷の大きいクラックは外壁の奥まで損傷している可能性がありますので、グラインダーである程度削ってから直していきます。外壁を切断するため補修の跡が気になるかと思いますが、モルタル塗りで平滑にした後に吹き付け塗装で新しく模様をつければ跡はめだたなくなりますのでご安心ください。
外壁塗装の流れについてはこちらの「お問い合わせからの流れ」をご覧ください。
【吹き付け塗装の模様】
吹き付け塗装で模様がつけられているのは主にモルタル外壁です。模様の種類はいろいろあり、以下の模様があります。
・リシン
・スタッコ
・タイル吹き
【リシン】
塗料に砂を混ぜたザラつきのある仕上がりが特徴です。細かい凹凸感があって落ち着きのある模様です。
【スタッコ】
塗料に骨材を混ぜたやや大きめの凹凸模様をつけた仕上がり。重厚感や高級感が出るのが特徴的です。
【タイル吹き】
塗料を吹き付けて模様をつけるのがタイル吹きです。塗料を吹き付けた後にローラーで塗料の粒をつぶして模様をつける方法もあり、タイル吹きのことを「玉吹き」、「ボンタイル」などの呼び方もあります。骨材や砂などを混ぜていないため表面は弾力があり、ツルツルとした質感が特徴です。
【吹き付け塗装のメリット・デメリット】
吹き付け塗装は以下のメリット・デメリットがあります。
【メリット】
・凹凸のある立体感の仕上がり、高級感が出る
・塗布面積が広い場合は効率が良い
・塗膜を均一につけやすい(技術が必要)
・外壁の補修跡がわかりづらくなる
メリットはなんといっても意匠性に優れる仕上げができることです。外壁は外観を決める大事な要素ですので、モルタル外壁のお家は模様を大事にしておきたいところです。また、外壁の補修を行う場合は、補修跡が出てしまうと見栄えが悪くなってしまいますので、美観性の向上を図るためにも吹き付け塗装で新しく模様をつけて跡が目立たないように対処することが望ましいです。
【デメリット】
・塗料のロスが発生する
・養生の手間がかかる
・技術が必要
吹き付け塗装の仕上がりは職人の腕によるというのがデメリットです。吹き付け塗装を行う際は、ちゃんと技術力のある業者に依頼することが大事です。
【外壁塗装をご検討中の方はお気軽にご相談ください】
品質の高い工事をお客様にご提供するためにも、常に技術力を磨いている業者に工事を依頼することが大事。とくに吹き付け塗装のように仕上がりに職人の技術が影響する工事はなおさらです。外壁塗装は業者選びが大切ですので、実績のある業者に依頼しましょう。
業者選びについてはこちらの「工事業者の選び方 ~基礎編~」もご参考にしてください。
当社は無料で建物診断を行っておりますので、外壁塗装をご検討している方はお気軽にご相談ください。
無料診断についてはこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。
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