外壁塗装で使う塗料はどんな機能がある?機能性塗料について解説!

投稿日:2025年12月26日

外壁塗装をされる際は、

 

「外壁を汚れにくくしたい」

「カビを生えにくくしたい」

「きれいなまま長く持続してほしい」

 

などご希望があるかと思います。

 

そのときに着目するのが塗料の機能性です。

 

塗料にもいろんな種類があり、機能もさまざま。

どの機能性を重視するかは建物の状態や環境、お客様のご要望によって違います。

 

塗料の機能性はあまり聞かれない言葉が多いかと思います。

ご希望している塗料を選べるように、こちらでは塗料の機能性についてご紹介いたします。

 

機能性塗料とは?

外壁塗装で使う塗料はどんな機能がある?機能性塗料について解説!

機能性塗料とは特別な機能や効果を発揮する塗料のことを指します。

実のところ、機能を持たない塗料はありません。

ですから、現在流通している塗料はどれも機能性塗料と言えます。

 

風雨や紫外線から建物を守る保護機能や汚れが残りにくい低汚染性、苔の繁殖を抑制する防藻性など多様な機能があります。

押し出す特徴的な機能はメーカーや塗料によって異なります。

塗料を選ぶときは強みにしている機能性に着目して選ぶのがポイントです。

 

塗料だけでお住まいの悩みをすべて解決できるわけではありません。

「高機能塗料だから大丈夫」と強く勧めてくるのも気をつけなければなりませんのでご注意ください。

 

塗料の機能性

外壁塗装で使う塗料はどんな機能がある?機能性塗料について解説!

ここでは塗料の代表的な機能性をご紹介します。

ざっと並べるとこのような機能性があります。

 

① 低汚染性

② 防カビ・防藻性

③ 耐候性

④ 遮熱性

⑤ 断熱性

⑥ 透湿性

⑦ 耐火性

 

それでは以下に各機能についてご説明します。

 

① 低汚染性

低汚染性とは「汚れにくさ」を表す性能のことです。

主に水になじむ親水性を持つ塗膜を形成し、汚れがついても雨と一緒に流れて美観を保ちます

汚れが付いても雨が流してくれる機能をセルフクリーニング機能と呼んでいます。

長期的に美観を保持できることを重視するなら低汚染性は強く意識しておきましょう。

 

親水性塗料についてはこちらの「汚れにくさを重視するなら「親水性塗料」で外壁塗装するのがおすすめ!」をご覧ください。

 

② 防カビ・防藻性

湿気の多い場所や風がとおりにくいところ、日陰ができやすいところはカビや藻、苔が発生しやすくなります。

これらは保水性を強化して劣化を早める原因の一つです。

 

防カビ・防藻性はカビや藻を発生しづらくする機能のことです。

劣化の促進だけでなく、美観の低下にもつながるため、外からの視線がある北側や西側に玄関がある建物は、防カビ・防藻性を持つ塗料だと美観を保ちやすいです。

 

③ 耐候性

建物は常に雨や風、太陽光、排気ガスなど様々な要因にさらされています。

これらの自然的に発生する現象に耐久する性能が耐候性です。

 

塗膜が劣化する主な要因は自然現象の外的な要因なため、耐久性を重視するなら耐候性に優れていることが求められます。
一般的に塗料のグレードが高くなるほど耐候性も高性能になります。

 

建物が劣化してしまう原因についてはこちらの「建物が劣化してしまう原因とは?」をご覧ください。

 

④ 遮熱性

太陽から伝わる熱の元が赤外線です。

この赤外線を効率よく反射して表面温度の上昇を抑制する機能が「遮熱性」です。

 

近年では屋根に採用されることが多く、省エネ対策になります。

室内環境の改善に繋がり、電気代の節約に貢献します。

 

遮熱塗料についてはこちらの「遮熱塗料は本当にいいの?メリット・デメリットや塗料の選び方」をご覧ください。

 

⑤ 断熱性

断熱性は熱の伝わりにくさを表す性能のことです。

断熱性が高いほど熱が伝わりにくくなり、温度の変化が少ない環境を作ることができます。

 

塗料では主に屋内塗装で効果を発揮します。

断熱塗料ガイナは屋外に塗ると遮熱効果を発揮、屋内に塗ると断熱効果を発揮して室内に溜まる熱が流出しにくくなります

 

断熱塗料についてはこちらの「断熱塗料 ガイナ」をご覧ください。

 

⑥ 透湿性

透湿性とは湿気を外に逃して水分を溜め込まない機能のことです。

湿気のこもりを防ぎ通気性を保つことができ、塗膜の膨れや腐食、結露などを抑制する効果があります。

 

軒天井やベランダの天井など小屋裏につながるところは湿気に触れやすいため、透湿性の塗料を塗ることで耐久性を高めることができます

 

⑦ 耐火性

耐火性とは延焼を防ぐ機能のことです。

塗料ではめずらしい機能ですが、主にショールームや商業施設などの公共で使われる建物や倉庫、工場などに使われています。

 

メカニズムは火災による高温時に塗膜が発泡し、そこで形成した断熱層が火の燃えうつりを防ぎます。

一般的には戸建て住宅に使用されることはありません。

 

外壁塗料についてはこちらの記事でもご紹介しておりますので、ぜひご一緒にご参考にしてください。

 

外壁塗装を始める前に知っておきたい塗料の種類

 

外壁塗料を選ぶときに重視していただきたい3つのポイント

 

まとめ|お客様にぴったりな塗料をご提案いたします!

 

外壁塗装で使う塗料はどんな機能がある?機能性塗料について解説!

いかがでしたか?

外壁塗料には様々な機能が備わっており、各塗料で強みにしている機能が違います。

 

① 低汚染性

② 防カビ・防藻性

③ 耐候性

④ 遮熱性

⑤ 断熱性

⑥ 透湿性

⑦ 耐火性

 

代表的なのは上記の機能です。

この中からどの機能を重視するか決めることが塗料選びのポイントです。

 

西武建装ではお客様からご相談をいただいた後に現場調査を実施しております。

そこで建物状態や素材、環境などを細かく調査し、お客様のご希望もふまえてぴったりな塗料をご提案いたします。

 

建物診断や見積もりは無料で行っておりますので、これから外壁塗装をご計画されている方は、ぜひ当店におまかせください!

 

無料診断はこちらの「屋根・外壁0円診断」をご覧ください。

 

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